11月14日のバランス調整後のグレミーバウ 感想

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11月14日に行われた機体のバランス調整によって強化されたグレミーバウですが、それなりに使ってみた感じ、残念ながらあまり強くなっているようには思えませんでした。

今回はその感想を書きます。

強化はされたものの・・・

今回のバランス調整でグレミーバウが強化された項目は、機体性能と武器なのですが、機体性能自体は緊急帰投速度が大幅にアップした事もあり、ある程度妥当な調整かとは思いますが、武器の方の強化内容は正直に言ってイマイチと言う感じが否めません。

まず、メイン武器となるシールド内蔵メガ粒子砲は、威力と弾速が上昇し、弾自体がより大きくなることで命中率が上がりましたが、それでもN型で1900、M型で1800、F型で2100と、元々の装弾数が少ないというデメリットを補う程の数値にはなっておらず、相変わらずこれを用いた真正面からの戦闘では少し厳しいものを感じてしまいます。

これはグレミーバウ自体が380コストの機体であることから、ある程度死ににくい立ち回りをしてしまう事も原因かと思われます。

もしコスト260で片道切符の特攻を繰り返してもCTが回るヅダがこの武装を持っていれば強いかも知れませんが、380コストのグレミーバウでは特攻をするのはコスパが悪く、武器の火力を十分引き出せるような距離まで近寄るのを躊躇してしまう事があります。

また、拡散式メガ粒子砲の強化内容も不十分に思えました。

この拡散式メガ粒子砲はショットガン系の武器で、敵に向かってビーム属性の散弾を発射するのですが、今回のバランス調整で貰えた強化は発射間隔の短縮だけという虚しいものでした。

正直DPも最大のN型で78と低く、また弾速が低いのかショットガン系であるにも関わらず至近距離で当て辛く、はっきり言って今回強化を貰った同じ380コストである百式のショットガンの完全下位互換ともいうべき性能に落ち着いています。

唯一ミサイルランチャー(高速弾)という武器は、今回の強化によって中距離の敵に対しての有効な攻撃手段となりましたが、これも使い勝手の良いマゼラ・トップ砲と言った程度の性能で、380コストの機体が持つ武器の性能にしては低いように思えます。

盾と可変機構が原因?

なぜこんなに控えめな調整になっているのかを考えますと、恐らくですがグレミーバウの特徴を考慮しているのが原因かなと思います。

この機体の特徴には1つは盾があります。

グレミーバウの盾は攻撃中にも有効であり、破壊されても再度修復することが可能で、更に「グレミー・トト用特殊カスタマイズ」というモジュールの効果によって、盾の耐久力が+300されております。

また、グレミーバウはMA形態に変形することも可能で、この盾と可変機構の2つがグレミーバウの特徴なのですが、このガンダムオンラインというゲームでは何か一芸がある機体はそれを考慮してか性能が低く調整される事が多い為、盾と可変機構という2つの特徴を持っているグレミーバウは、尚更弱く調整されているのだと思います。

この特徴が、そのまま機体の強さに直結してくれてさえいれば良いのですが、盾は火力のインフレが進んだ今の環境では耐久力が低くてすぐに壊れてしまいますし、グレミーバウの可変機構は速度が遅くて、ハンブラビやガザDのように速度が急激に上昇するわけでも無く、本当におまけ程度の恩恵しか得ることが出来ていません。

この様に特徴自体が力不足であるにも関わらず、それによって機体の性能を下げられてしまっているのが、この機体の不幸な境遇であると思います。

今後の強化に期待

強化以前のグレミーバウに比べれば確実に性能は上がっておりますが、まだまだ第一線で使用するに耐える性能にはなっておらず、趣味機体の域を出ない機体かと思われます。

同じ380コスト帯ではクロスボーンガンダムやジオなどの有力な候補がありますので、敢えてそこでグレミーバウを選ぶ必要は殆どの方が感じないのでは無いでしょうか。

武装はマシンガン、ショットガン、ランチャー、格闘とこれといった特徴も無い為、良く言えばどのマップでも安定した性能を発揮できる機体ですが、悪く言えばどのマップでも器用貧乏な感じになってしまう機体でもあります。

武器が強化されたことによって戦場での使用率が跳ね上がったヅダや百式のように、もう一度まともな強化が来れば十分活躍できる機体かとは思われますので、今後のバランス調整の対象にこの機体が選ばれる事を祈りたいと思います。

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