少し変わった牧場経営ゲーム Slime Rancher 感想

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Epic Gamesの登録者に無料で配布されたゲーム「Slime Rancher」が、結構面白かったので今回はその感想を書きたいと思います。

以前無料配布されたAxiom Vergeもそうですが、中々の力作が無料で配布されていますね。

これはSteamから客を奪う目的でやっているという噂も見ましたが、もしそうだとしても1ユーザーである私からすると損はないのでありがたい限りです。

スライムで大儲け

Slime Rancherは牧場経営要素と、マップを探索するオープンワールドゲームの要素が混ざった少し変わったゲームです。

Slime Rancherという名前の通り、このゲームで主に出てくるキャラクターは鶏などの一部の生物を除けばほぼ全てスライムで、マップを少し移動するだけで大量のスライムに出くわすことになります。

スライムは一部を覗いてプレイヤーに敵対してくるような事はなく、マインクラフトで言う所の豚や牛のように基本的にこちらには無関心なNPCとしてマップにリスポンします。

スライムには幾つかの種類があり、それぞれ食性や見た目の他、その性質などが異なっていて、この違いがSlime Rancherの面白さにも繋がってきます。

スライム達は餌を食べるとそれぞれの種類に応じた結晶を一つ吐き出し、プレイヤーはこの結晶を売ることでお金を得ることができます。

このスライムの習性を利用して、牧場で大量のスライムを飼って餌を与え、大量の結晶を得て大儲け、というのはこのゲームの醍醐味の一つと言えるでしょう。

結晶は珍しいスライムの物であればあるほど高く買い取って貰えますので、手っ取り早く稼ぎたい場合は後半のエリアにしか生息していないスライムを飼育した方が良いでしょう。

更にスライム自身に結晶を食べさせると少し巨大なスライムになるのですが、そのスライムは餌を食べると元のスライムの種類の結晶と、巨大化する際に食べた結晶の2つを1度に吐き出すようになるので、上手くやれば同じ量の餌でも収入が倍になってウハウハです。

ですが、この巨大化したスライムは、自身が吐き出す2種類の結晶以外の結晶を食べると、タールスライムというあらゆる物を食べて分裂し、尚且結晶は落とさないという某桃鉄のキングボンビー的なスライムに進化してしまいます。

早めに対処することが出来なければ大惨事は免れず、大量のスライムを失ってしまうことになりますので、スライムの管理は少し注意しておこなったほうが良いです。

因みに私は巨大化したスライムに更に別のタイプの結晶を食わせれば、結晶を3つ落とすようになってボロ儲け出来るのでは?と考えて実行し、大量のタールスライムを召喚して1度農場が壊滅しました。欲張ってはいけない(戒め)

後半はちょっと作業感が強い

結構面白いゲームではあるんですけど、後半になるとマップを探索することと、スライム牧場を維持することの両立が面倒になってしまったり、新しい場所へ行くための扉を開く為の鍵の入手方法が、巨大なスライムに食べ物を50回与えなければいけないなどの作業感が強いものであったりして、少し飽きが来てしまいました。

一時期は時間を忘れるほど牧場経営や新種のスライムの発見が楽しかったのですが、それも峠を超えて金が使い切れずに余り出すと目的意識が薄くなり、プレイ後半はさっさとマップを埋めることばかり考えていました。

一応ラボという研究施設をアンロックすることで、様々な機械を作ることが出来るのですが、その機械の素材集めが思ったよりも面倒臭くてあまり作る気になれませんでした。

また、空中浮遊が出来るホバーブーツを使えば、鍵のついた扉の上空をスルーして先に進めてしまったりと、マップの作りが少し雑なように感じました。

スライムや鶏などのデザインは可愛くて、眺めているだけでも癒やされるのですが、ゲーム性としては少しボリュームが足りないかも知れません。

個人的にはこのゲームの可愛い見た目で放射能スライムと言ったFallOutでも出てこないような種類のスライムまで出してくる結構攻めたデザインは好きなので、今後も面白いゲームを作っていって貰いたいですね。

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