中世を舞台にした白兵戦ゲームとして、発売から一週間で50万本もの売り上げを達成したMORDHAUですが、最近日本サーバーでの障害が多発しており、その原因は何者かによる攻撃ではないかとの噂が流れています。

サーバー障害が多発

日本には64人で対戦できるフロントラインというルールでマップを回しているサーバーが幾つかあるのですが、5月26日のお昼頃、突然サーバーが落ちる事件が発生しました。

元々MORDHAUはローンチ直後にサーバー関連のトラブルが何度か発生しておりましたので、今回もゲーム関係のサーバートラブルかと思われたのですが、インターネット掲示板「5ch」のMORDHAUスレッドにて、障害が発生したサーバーの管理人と思われる方が「シンガポールのIPからアクセスされて、サーバーのMORDHAUがクラッシュする事が多い、他のサーバー管理者の方は何か心当たりがありませんか」という内容の書き込みをされており、今回の障害は悪意ある第三者がサーバー攻撃を行っているのではないかという疑惑が浮上しました。

その日は問題のIPをBANして事なきを得たようですが、もしこれがVPNによる攻撃だった場合は、イタチごっこになってしまうとの懸念も示されていました。

そしてこの懸念は残念な事に現実の物となってしまったらしく、その翌日の5月27日の夜9時頃に日本のサーバーが軒並みダウンし、その後も28日、29日、30日と、連続で日本のサーバーがダウンする事があり、やはり何らかの攻撃を受けている可能性が高いと思われます。

そしてどうもこの問題は日本以外の個人サーバーでも起きているらしく、主にルールをフロントラインに設定している個人サーバーで障害が発生している模様です。

ゲームとサーバー攻撃の問題

ゲームのサーバーに対する攻撃と言えば最近では2018年の10月頃に、スクウェア・エニックスがサービスを提供しているオンラインゲーム「FF14」に対する大規模なDDoS攻撃や、2019年の1月頃に行われたDMM GAMESが運営しているブラウザゲームである「艦隊これくしょん」のサーバーへの攻撃が記憶にあたらしい所です。

最近はこういったサーバーに対する攻撃が目立つようになって来ましたので、これから個人サーバーを立てようとしている方はWindows Firewallを使用して攻撃に利用されていると思われる国のIPをブロックするなど、何らかの対策を行った方が良さそうです。

もしかするとゲームのプログラム側に何らかの問題がある可能性もありますので、公式のアナウンスにも期待したい所ですね。