【MTGA】白黒吸血鬼アグロデッキ

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MTGのクリーチャーには様々な種族が存在しているので、その中の一つの種族を中心にデッキが作られることも珍しくありません。

そこで今回は、新パックである基本セット2020によって追加されたカードが加わったカードを用いた吸血鬼デッキを紹介したいと思います。

デッキ構成

  • 9 平地
  • 9 沼
  • 3 孤立した礼拝堂
  • 2 神無き祭殿
  • 2 手付かずの領土

-土地(25)-

  • 2 軍団の上陸
  • 2 悪夢の渇望
  • 2 更生の泉
  • 2 光輝の運命
  • 2 屈辱
  • 2 ヴラスカの侮辱
  • 1 煤の儀式
  • 1 戦慄衆の指揮

-呪文(14)-

  • 3 凶月の吸血鬼
  • 3 アダントの尖兵
  • 2 司教の兵士
  • 2 軍団の副官
  • 2 薄暮の使徒、マーブレン・フェイン
  • 2 野蛮な大食らい
  • 1 黄昏の預言者
  • 2 威厳ある血王
  • 1 高塔の憑依者

-クリーチャー(18)-

  • 1 傲慢な血王、ソリン
  • 2 復讐に燃えた血王、ソリン

-プレインズウォーカー(3)-

回復力と展開力 + クリーチャー強化

吸血鬼種族のクリーチャーは、敵クリーチャーと戦闘を行った際に相手にパワー分のライフを得ることが出来る「絆魂」の能力を持っている者が多いです。

攻撃すると同時にライフを回復することが出来る為、ある程度相手からのダメージを気にする事無く攻撃に専念する事ができ、赤系のデッキが相手の場合はライフ計算を狂わせる事が出来ます。

また、多くのトークンを召喚できる展開力も吸血鬼種族の魅力で、例えば「薄暮の使徒、マーブレン・フェイン」は、味方のトークンではない吸血鬼が攻撃する度に、1/1絆魂持ちの吸血鬼トークンを1体召喚するという、非常に強力な能力を持っています。

そして今回新たに登場した「基本パック2020」にて追加された吸血鬼関連のカードによって、手軽に+1/+1カウンターによるクリーチャー強化を行えるようになりました。

今までの吸血鬼クリーチャー強化と言えば、吸血鬼種族に+1/+1の修正を加える「軍団の副官」や、白の種族強化エンチャントである「光輝の運命」などが一般的であったと思いますが、基本パック2020で追加された「野蛮な大食らい」や「血に飢えた曲芸師」は、他のカードの能力に頼らずとも自分だけの能力で徐々にパワーとタフネスを強化することが出来ます。

どちらにも飛行能力が付いており、地上のクリーチャーに攻撃が妨害されないのも、プレインズウォーカーが強い今の環境では嬉しい所です。

これによって戦場に出ているクリーチャーが少ない場合でも、相手とのダメージレースを制しやすくなり、逆にクリーチャーが多い場合には他のカードとのシナジーによって一瞬で相手のライフを削り切る事が出来るようになりました。

低コストの優秀なクリーチャー達を補佐するプレインズウォーカー

上記の「野蛮な大食らい」や「薄暮の使徒、マーブレン・フェイン」の他にも、絆魂能力に加えて接死能力を持っている「凶月の吸血鬼」や、4点ライフを払う事で破壊不能能力を得る「アダンとの尖兵」など、吸血鬼のクリーチャーはどれも優秀な者ばかりです。

そして、これらの優秀なクリーチャーを更に強力にしてくれるのが、吸血鬼プレインズウォーカーのソリンです。

このプレインズウォーカーは、吸血鬼カードの能力を格段に高めてくれます。

「灯争大戦」で追加された「復習に燃えた血王、ソリン」は+2能力で相手プレイヤーかプレインズウォーカーへ1ダメージを与え、-x能力ではxマナのクリーチャーをリアニメイトすることが出来ます。

吸血鬼はコストが低い為、+2能力で忠誠度を稼いでおけば何度でも復活することが可能なので、除去に弱いクリーチャーデッキの弱点を上手くカバーしてくれます。

そして、基本パック2020で追加された「傲慢な血王、ソリン」も非常に優秀なプレインズウォーカーで、3マナという少ないコストで場に出せるコスパの良さに加え、吸血鬼の特性を活かす3つの強力な能力を持っています。

ターン終了まで接死と絆魂を付与して+1/+1カウンターを乗せる能力や、吸血鬼を生贄に捧げる事で好きな対象に3点ダメージを与え3点ライフを回復する能力もとても強いですが、やはり一番の魅力は手札から無条件で吸血鬼クリーチャーを戦場に出せる-3能力です。

これを使えば、たった3ターンで「高塔の憑依者」の様な強力な高コストの吸血鬼カードを着地させることが出来、短時間で圧倒的なアドバンテージを取ることが可能です。

除去は苦手

カード全体のパワーは上がりましたが、やはり「浄化の輝き」や「ケイヤの怒り」の様な全体除去系のカードを撃たれると辛いです。

一応「アダントの先兵」はライフを4点支払う事で破壊不能になる為、他のクリーチャーと比べればある程度は除去に対抗できますが、最近は「アングラスの暴力」や「リリアナの勝利」といった相手のクリーチャーを強制的に生け贄に捧げさせる類の除去カードも出回ってきたので、昔程には生き残ってくれません。

除去されても復活出来るように「戦慄衆の指揮」やプレインズウォーカーであるソリンの蘇生能力でもあるのですが、やはりクリーチャーデッキである以上は除去が豊富な相手との戦闘だと勝率が悪いと感じます。

上手く回ると圧倒的

かなり運の要素も絡みますが、上手く回ってくれれば相手のライフを数ターンで削り切る事が可能です。

このデッキはアグロですので、長期戦になるとしんどい部分もありますが、今の環境であれば「アルゲールの断血」や「苦悶の泉」などのライフを支払うタイプのエンチャントを使った吸血鬼デッキも作れそうですので、そちらであれば長期戦にも対応出来るかも知れません。

何にせよ今後の吸血鬼種族の可能性は、今回の基本セット2020で追加されたカードで大きく広がったと思いますので、興味のある方は是非一度吸血鬼デッキを作ってみてください。

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