【ありがとうガンダムオンライン】遂にサービス終了を迎えたので個人的な今までの感想など

スポンサーリンク

2022年3月30日の22時、9年間の長きに渡って続いた機動戦士ガンダムを題材にした50vs50の無料大戦TPSゲーム「ガンダムオンライン」のサービスが終了しました。

今回は一応最後まで遊んだプレイヤーとしてガンオンの感想などを書いていきたいと思います。

ですが内容はだいぶうろ覚えであやふやな部分もありますので、事実や実際の時系列と異なる部分があるかもしれませんがご了承下さい。

ガンオンとの出会い

自分がガンオンというゲームの存在を知ったきっかけは、動画投稿サイトの「ニコニコ動画」でした。

 

当時は既にグフカスなどの機体が大暴れしていたのがまとめサイトなどの影響もあってかガンオン界隈の外でも有名になって居た頃で、他にもゴッグの次元斬や装甲ジムでの轢き殺しなどの話題で本スレが盛り上がっており、動画投稿なども盛んに行われていた記憶があります。

自分は主にCoDシリーズやBFシリーズの様なFPSゲームばかりプレイしており、ガンダムのゲームと言えばエクバシリーズやスパロボシリーズぐらいしか知りませんでしたが、ガンオンは自分が良くプレイしているFPSゲームと同じく多人数で遊べて、しかもFPSに似たシステム(当時はTPSという言葉を知らなかった)らしいし、こんなに無茶苦茶な評判が聞こえるゲームでも無料で遊べるので、実際にどんな物か試してみようとガンオンをインストールしました。

参戦、運良く環境機体をゲット、ハマる

その後、連邦側でパイロットを作った自分はガチャから運良く出てきたジムヘッドを使っておりました。

当時のジムヘッドは3連発出来るチャージバズーカが非常に強力な機体で、これが数機居ればその弾幕で敵の集団凸を止める事が出来る程の制圧力を持つ機体でした。

これを使って高台で敵を待ち構え、近付いてきたら3連チャーバズでドムやザクを吹き飛ばすというプレイを延々と続けていたのを覚えております。

そしてジオン側で作ったパイロットでも何とかグフカスを手に入れ、こちらではガトリングシールドによるその圧倒的な火力で敵のジムを溶かしているうちに、そのバランスが明らかに崩壊しているが故の妙な楽しさにハマって行きました。

当時の自分のPCは性能がかなり低かったので、画面がガックガクな状態で遊んでいたのですが、機体性能でゴリ押しする事でなんとかプレイしていた記憶があります。

今思えばこのプレイし始めて間もない頃にこれらの壊れ機体を手に入れて無ければ、恐らく早々に飽きて他ゲーを遊んでいたと思います。

滅茶苦茶なバランスを楽しみ、一旦引退

上記のグフカスやジムヘッドもそうですが、この様に極端に他の機体よりも強い機体が実装される事が連ジどちらかの陣営で繰り替えされた事から、ガンオンのバランス調整は片方が下がるともう片方が上がる遊具のシーソーに例えられ、それに合わせてユーザーも強い機体が実装された時は有利な陣営でのみ参戦し勝ち馬に乗る「ライダー」という行為が一般化した事により、陣営間でのかなりの人口格差が生じてしまい、不利側の陣営では参戦ボタンを押したら即座にマッチングが成立するのに、有利側の陣営では参戦するまで何分も待たされるという事が起きていました。

この時代はまだ同軍戦や今の陣営ごちゃ混ぜの混合戦もまだ本格的に採用されていなかったので、陣営によっては普通に遊ぶだけでも一苦労でしたね。

その後も高火力広範囲で当たると転倒するシュツルム・ファウストを260コストで撃てるザクⅡF2型、ガンオン界隈以外でも話題になったほぼ必中のブーメランカッターを撃ちまくれるゾゴック、水中で圧倒的な弾幕と火力を発揮できた水中型ガンダム、猛烈なスピードと火力によって一瞬で相手を破壊するケンプファー、全体的に性能が高く歩く要塞と化したアレックスなど、次々とぶっ壊れ機体の実装が繰り返され、他のゲームではまず有り得ない程にバランスがカオスな事になっておりました。

普通のゲームならこの様な事をすれば即座に過疎ってしまってもおかしくありませんが、根強い人気を誇るガンダム作品だった事や、50vs50という大規模なゲーム性が珍しかった為なのか、人口は減りはしたもののマッチングは十分出来る程に盛り上がっていたのを覚えております。

その後、自分はジオが出てきた辺りからリアルが忙しくなって一旦離れてしまいましたが、正直これだけバランスの変動が激しいと流石にプレイヤーがついて行けなくなって、もう自分がまた戻ってくる頃までにガンオンは無くなってるかもしれないと思っていました。

復帰、動画投稿へ

ですが、自分の引退前の予想を裏切ってガンオンは何時まで経っても健在でした。

この頃のゲーム界隈はPUBGなどのバトロワ系で盛り上がっており、ガンオンは全盛期と比べると流石に下火な感じではありましたが、まだまだ十分遊べる人口は維持されていました。

当時はギャン・クリーガーが無料で貰えるイベントが開催されていた事もあって、復帰した自分は殆ど触っていなかったジオン側でプレイを再開しましたが、最初の頃の動画を今見返すと編集で無駄な部分のカットもしておらず、BGMのバランスもおかしく、と今以上に結構グダグダな動画になっていますね。

当時の自分の階級は佐官でしたのでどれが環境機体なのかとかはあまり考えず、とりあえず乗りたい機体に乗ってました。

そしてその後に階級試験の緩和により将官戦場に出荷され、環境機体の真の洗礼を受けて機体選択の大切さを学びました(涙)。

サービス終了まで

そして動画投稿を続けている中で色々なアップデートがガンオンに入ってきましたが、他に面白いゲームが出た事や度重なる機体バランスのインフレなどの影響によって徐々に人口が減り始め、参戦までの待機時間が体感できる程に徐々に長くなって行き、遂に2021年12月14日の公式サイトのお知らせにて2022年3月でのサービス終了が発表されました。

今までなんだかんだ言われながらも生き残ってきたガンオンなので、これはもしかして10年以上続くのでは?と思う時もありましたが、残念ながら流石にそれは無理でしたね。

最後の3月は名残惜しさもあって毎日ガンオンを1戦はしておりましたが、その期間は左上に表示されるサーバーの人口が1000人を下回っている時もあるなど、万単位で人が居た全盛期を知っている身からすると少し寂しい気持ちになる日々でした。

ですがサービス終了日である3月30日にはガンオンの最後を見届ける為か、サーバーの人口が5000人台まで一気に増加しましたので、色々ありましたけど多くの人々に愛されたゲームだったのかなと思います。

時には別ゲーに浮気したりもしましたが、ガンオンやその動画投稿を通して得られた経験は自分にとってとても充実した物でした。

いつかまたガンオン2の様なゲームが出てきたら絶対にプレイしたいですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました