【MTGA】鏡割りの寓話や絶望招来などがスタン禁止に。実際にプレイしていた側から思う事など

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2023年5月29日にMTGでの新たな禁止カードが発表されました。

2023年5月29日 禁止制限告知|読み物|マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト
世界中で5千万人を超えるプレイヤーとファンを持つ世界最高の戦略トレーディングカードゲーム、マジック:ザ・ギャザリングの日本公式ウェブサイト。

今回はその事に付いて個人的に思うことを書いていきたいと思います。

強力な3枚のカードが禁止に

今回の発表で挙げられたカードは、「鏡割りの寓話」「絶望招来」「勢団の銀行破り」の3つでした。

これらのカードは実際に自分がMTGAでゲームをプレイしている時にも見かけない日はほぼ無く、特に「鏡割りの寓話」は使う側としても使われる側としても非常に良く見かけていた印象があります。

 

このカードは英雄譚という自分のターンごとに3回まで効果が発動するカードなのですが、1回目で攻撃する度に宝物トークンを生み出す2/2トークン、2回目で手札2枚入れ替え、3回目で1マナタップでターン終了時に生贄に捧げる事を条件に自分の伝説でないクリーチャーに速攻が付与された状態でコピーする能力を持つ2/2クリーチャーを出す、という物であり、赤シングルシンボルの3マナで使えるカードとしては使い勝手が良すぎて破格過ぎる性能だった為、赤単には勿論の事その他の多種多様なデッキで使用されていました。

今の環境だと「偉大なる統一者、アトラクサ」を墓地に落とし、そこから「ギックスの残虐」で復活させてくるタイプのラクドス・リアニメイトのキーカードとして使われている印象が強いです。

リアニメイトに繋げる有効な手段としての面だけでなく、マスト除去レベルのクリーチャーを2体も生み出すこのカードは、以前から「いくらなんでも強すぎる」「3マナなのにやってる事がおかしい」などと言われていた為、いつ禁止になってもおかしくないカードではありましたが、今回やっと禁止になったという事でほっとしたプレイヤーも多いのでは無いでしょうか。

これで多くのデッキが重要なパーツを失う為、今後どの様なカードが台頭してくるかが楽しみです。

「絶望招来」は少し以外

個人的に「鏡割りの寓話」以外の残り2つである「絶望襲来」と「勢団の銀行破り」に関しては禁止カードにされたのは少し以外でした。

まず「絶望襲来」は黒クアッドシンボルの5マナソーサリーで、相手のクリーチャー、エンチャント、プレインズウォーカーのそれぞれについて生贄に捧げさせ、そう出来なかった回数につき2点ダメージを与えて自分がカードを引く、という強力な効果を持つカードではあります。

実際自分も黒単デッキを握っている時はこのカードのお陰で勝てた試合が何度もありましたし、黒単以外でも前述した「鏡割りの寓話」による宝物トークン生成や、最近の使い勝手の良い多色土地が多くある事もあって、使用できる場面も結構ありましたので、強力なカードである事は確かです。

ただ、クアッドシンボル故に黒単以外では使うのが難しく、禁止カードになるほど強いとは思っていませんでしたので、今回の発表は以外でした。

公式の文章によると、黒の対抗手段として有効なプレインズウォーカーやエンチャントを排除し易い、というのも理由の一つとして挙げられていましたので、相手のエンチャントを触りにくい黒にしては効果が便利過ぎたのでしょうか。

「勢団の銀行破り」はやっぱり便利過ぎた

次に「勢団の銀行破り」ですが、これも前述した「鏡割りの寓話」程ではありませんがかなり強いカードだったので、禁止になったのは納得でしたね。

これは無色の2マナアーティファクトの搭乗3の4/4機体カードなのですが、搭乗して使う以外にも3つのカウンターを使い切るまでは2マナタップでカードを1枚ドローし、カウンターが無くなった際には宝物トークンとパワーが2大きいかの様に機体に搭乗できる1/1トークンを生み出すという効果を持ち、無色である為にどんなデッキにも刺せて、手札を補充したいコントロール系のデッキだけでなく、それ以外の汎ゆるデッキで使用されていた印象があります。

相手のターンでも行える2マナドローは非常に便利で、更に4/4というのもありがたいサイズでしたので、攻防共に強すぎたのでしょうね。

公式の文章にはこのカードについて、”その単純な普遍性と強さは無色のカードとして他のカード・アドバンテージ獲得手段を押しのけすぎています。”とあるので、このカードが禁止されたことによって、他のカードが日の目を見る事になれるかもしれません。

他にも話題に上がっていたカードについて

以上が今回禁止になったカードですが、他にも幾つか話題になっていて「もしかしたら禁止になるのでは?」と言われていたカードはありました。

話題になっていたカードは、「黙示録、シェオルドレッド」「放浪皇」「告別」「策謀の予見者、ラフィーン」「英雄の公有地」「3色土地」などで、これらも強力なカードであり、絶望招来が禁止になるのなら、これらのカードも禁止される可能性もあったのではないかなと思います。

ただ、公式の発表によると2023年8月7日にまた新たな禁止改定がある模様ですので、もしかすると今話題になっているカードはこちらで禁止になるのかもしれません。

取り敢えず自分はMTGAでプレイしている為、禁止が出てもワイルドカードで補填されるのでそこまで金銭的なダメージはありませんが、紙でプレイしている方からすると8月7日の禁止改定の内容が明らかになるまでは、強いデッキがあったとしてもそれを組む為のカード購入はちょっとやり辛くなりそうですね。

スタンのローテーションが伸びた事もあり、禁止改定や今後出るカードやよってはバランスが大きく変わりそうなMTGを今後も追いかけていきたいと思います。

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