2022年9月22日の午前11時から正式サービスが開始されたGUNDAM EVOLUTION（以下ガンエボ）ですが、ゲームを立ち上げる際に必要なプラットフォーム「バンダイナムコLauncher」を起動できない不具合が発生していた様です。
現在問題は修正されています。
バンダイナムコLauncherでの不具合
公式Twitterでの発表によりますと、バンダイナムコLauncherを起動しようとすると、「通信エラーが発生しました」と表示され起動できない問題が発生したとの事です。
ゲームの正式サービス開始直後に不具合が起きてメンテナンスが入るのは最近ではよくある事ではありますが、今回の件はゲーム本体ではなくそれを起動する為に必要なプラットフォーム側の不具合という事で、少し珍しい事態と言えるかもしれません。
また、実はこの様な事態が発生する懸念は前々から一部のユーザーの間では既に囁かれていました。
一部の日本ユーザーから出ていた「Steamを使わせて」の声
ガンダムオンラインもそうだったのですが、一部のユーザーからはゲームを起動する為のプラットフォームにはバンナムが開発した独自の物ではなく、既に多くのユーザーに利用され高い信頼と実績を獲得しているSteamを使わせて欲しいという意見が出ていました。
実際、ガンエボにおいては日本以外の地域でプレイする場合、バンダイナムコLauncherではなくSteamをプラットフォームとして使える為、余計に日本ユーザーからはSteamをプラットフォームとして使えない事に対する不満の声が多く出ていた様に思われます。（日本からSteamのガンエボのページを見ようとすると、「このアイテムはお住まいの地域では現在ご利用いただけません」という所謂「おま国」状態になっており、ゲームのダウンロードができなくなっています。）
こうした意見が出てくる背景には、Steam以外のプラットフォームには不具合が多かったり、UIが作り込まれておらず利便性がSteamと比べて劣っていたりする物が多いからなのですが、今回の問題はそうしたユーザーの不安が現実のものになってしまった出来事と言えます。
海外ユーザーには影響無し
また、ガンエボ本体の方には現時点では問題は確認されておらず、このバンダイナムコLauncherの問題が発生する前にガンエボを起動していた場合は、そのまま問題なく遊ぶことが出来るとの事です。
その為、プラットフォームにSteamを使用している海外では問題なくゲームをプレイできているらしく、今回の件では日本のユーザーのみが影響を受ける形になりました。
昔からゲーム業界ではSteamに対抗しようと、様々な企業によって独自のプラットフォームが作られてきましたが、こうした問題を目の当たりにするとそれを問題なく開発し運用する事は結構難しい事なのかなと思います。
まだ不具合でサービス開始時期が未定になっているPC版の機動戦士ガンダムバトルオペレーション2は、日本ユーザーでもSteamを使ってダウンロード出来ていたので、出来ればガンエボも同じ様にSteamを使わせて欲しかったなぁと個人的に感じました。
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