2019年10月16日、公式サイトの「お知らせ」ページにて、11月中旬にバランス調整が実施されることが発表されました。
今回は個人的に気になる点を見ていきたいと思います。
ネズミ機体が軒並み弱体化される模様
今回の調整内容は、
- シールドを装備できない機体のアーマー値の見直し
- 一部機体の持つ武器のダッシュ攻撃を利用した移動速度の見直し
- 一部大型機体のカメラ位置と視野角の調整
- 機体中心からの距離に応じたダメージ減衰機能(体格減衰)の調整
- 個別機体調整(ガンダムF91、ビギナ・ギナ)
の5つであり、中でも一部機体の持つ武器のダッシュ攻撃を利用した移動速度の見直しは、格闘武器のダッシュ攻撃であるD格で高速移動して敵拠点を殴るネズミ機体の弱体化を意味している為、多くのプレイヤーの間で動揺が広がっているみたいです。
以下公式サイトの説明文から抜粋
▼一部機体の持つ武器のダッシュ攻撃を利用した移動速度の見直し
ダッシュ攻撃を利用した移動による本拠点到達率が高い機体について、その要因となる武器性能を見直し移動速度を抑えつつ、対MS戦に対応できるよう性能調整を行う予定です。
現在弱体化対象として挙げられている機体は以下の通りです。
地球連邦軍
- アトラスガンダム(サンダーボルト)
- ハンブラビ
- ピクシー(フレッド機)
- ブルーディスティニー1号機
- ジム・ストライカー
- ガンダム・ピクシー
ジオン
- トーリスリッター
- ガザD(袖付き仕様)
- ザクⅢ改
- イフリート・ナハト
- イフリート改
- イフリート
このバランス調整の度合いによっては、以前のようにネズミ機体で敵拠点を殴るような遊び方はかなり難しくなるかもしれません。
ネズミ機体で拠点を殴るのはガンオンの遊び方の一つで、それが好きでネズミ専門のような方もいるぐらい結構人気なプレイスタイルだったのですが・・・。
やっぱり運営がジム・ストライカーの扱い方に困ってしまったのでしょうかねぇ。
ハンブラビが出た後のガザDみたいに、後からジオン側にジム・ストライカーのミラー機体を実装するような対処をするのかなぁと個人的には思っていたのですが、ネズミ機体を軒並み弱体化という判断は結構意外でした。
おデブ機体強化
他に気になる点としては、シールドを装備できない機体のアーマー値の見直しと、機体中心からの距離に応じたダメージ減衰機能(体格減衰)の調整の2つです。
どちらもおデブ機体が今以上に固くなる方向に調整が行われるらしいです。
以下公式サイトの説明文から抜粋
▼シールドを装備できない機体のアーマー値の見直し
シールドを装備できる機体と装備できない機体のアーマー量の差を緩和する予定です。
▼機体中心からの距離に応じたダメージ減衰機能(体格減衰)の調整
機体中心部からの距離に応じたダメージの減衰率を調整します。特に大型の機体については、機体端部におけるダメージ減衰率をさらに大きく、あるいはダメージを受けないように変更する予定です。
以前行われたバランス調整で、全ての機体のシールドが一度壊れても修理可能になった為、シールドを持っている機体はその分耐久度がアップしましたが、相対的にシールドを持っていない機体が不利になってしまいました。
特にガンオンではおデブ機体程シールドを持っていない事が多く、ヒットボックスが大きいために被弾もしやすい為、射撃戦では結構辛い目に合うことが多かったです。
そのシールド格差を緩和するために取り入れられたのが、ダメージ減衰機能である体格減衰なのですが、これも正直「硬くなってる・・・かなぁ・・・?」という感じの、イマイチ効果を実感出来ないような機能でしたので、今回強化されるのは素直に嬉しいですね。
ジオンに人を呼び戻したい?
これらの調整から個人的に思うのは、運営は今の連邦とジオンの人数格差を緩和したいのかなという印象を受けました。
私は連邦側をメインでガンオンをプレイしているのですが、最近はジオン側に人が居ないせいか、同じ連邦側のプレイヤーと戦う同軍戦や、連邦側のプレイヤーにジオン側のプレイヤーを混ぜた混合戦が行われる場合が多くなってきている様に感じます。
このジオン人口減少の原因としては、ジム・ストライカーの様な無料で使用できるネズミ機体が連邦側にだけある事や、ジオン側の機体におデブ機体の様な微妙な機体が多くて、気軽に使える機体の選択肢が狭いせいかと思われますが、それらの連邦側とジオン側の格差問題を今回の調整によって緩和し、人口の格差を改善したいのかもしれません。
この調整が行われるのは11月の中旬とのことで、10月中旬の今から大体1ヶ月の間がありますが、ガンオンの弱体化は結構思いっきりやるエゲツないタイプなので、この猶予期間の間に最後の思い出として、ジム・ストライカーやガザDなどのネズミ機体を使っておいてみては如何でしょうか。
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