以前からその内容が公表されていた8月の大型バランス調整ですが、7月13日にその内容の一部が変更され、格闘の回数制限の追加の中止などの発表内容の修正が行われました。
今回はそれらの内容について見ていきたいと思います。
テストの結果中止に
以前の発表時にはかなり大きな環境変化になると予想されていた格闘武器の回数制限追加ですが、開発チームが実際にテストプレイをしてみた結果、この調整は見送りになる事が決定され、「一部機体の持つ武器の移動速度の見直し」に変更されました。
公式のバランス調整の内容一覧を記載しているページでも、以下の画像の様に格闘武器の回数制限追加の項目が、「一部機体の持つ武器の移動速度の見直し」に変更されております。
これは推測ですが、格闘武器の回数制限が追加された状態は、当初開発チームが考えていたよりも遥かに弱かったのだと思われます。
ガンダムオンラインの格闘武器は、敵を倒そうとすればダッシュ格闘攻撃(D格)を行う事がほぼ必須なのですが、ただでさえ貴重なブーストを消費し、外した時には致命的な隙を生んでしまうにも関わらず、そこに回数制限まで加えられてしまったのでは、その強さは回数制限が無い場合と比べてかなり損なわれてしまうのはほぼ確実で、テストプレイ時にはそういったデメリットが如実に表れた事が予想されます。
ただ、この決定によってこの8月のバランス調整では、現在予定されている格闘武器のロックオン距離に応じた命中精度の向上のみが適用される事となりますので、もしこのメリットの代わりとして格闘武器の回数制限追加というデメリットを用意していたとすれば、8月のバランス調整後はメリットのみを受け取った格闘武器が今以上に強くなってくれるかもしれません。
一部機体の持つ武器の移動速度の見直し
ですが、以前も将来が不安視されていたD格による高速移動で敵の本拠点まで一気に辿り着く所謂ネズミ機体もこれで安心という訳ではない様で、開発チームは新たにこの一部機体の持つ武器の移動速度の見直しを行うらしいです。
どうもこの格闘武器の回数制限の追加を中止しても、ネズミ機体対策だけは実行する姿勢を見るに、ネズミに対する相当多くの不満がユーザーから運営に送られているか、或いは運営がネズミ行為そのものをして欲しくないのだろう所が伺えますね。
この「一部機体」として予想されているのが、ハンブラビ、ガザD、イフリート・シュナイド、ガンダムF91、ビギナ・ギナなどの機体です。
現在のガンダムオンラインで主にD格で移動して拠点を殴っているのは殆どこれらの機体ですので、恐らくこの内のどれか、もしくは全ての機体のD格による移動速度が減少する可能性が高いです。
ただ、これらの機体は通常の戦闘能力はあまり大したことがなく、ネズミが出来なくなるとだいぶ立場が辛くなりそうですが、一応D格での移動速度を落とす代わりにMS戦に対応出来るように調整を行う、とも明言しておりますので、今はそれを期待するしか無いかなぁという感じです。
兎に角8月のバランス調整は色々と環境が大きく変わりそうですね。
また内容の変更などがあったら取り上げていきたいと思います。
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