【CoD:MW2】CoD:MW2の第二回βテストに参加した感想

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2022年10月25日に発売が予定されているCoDシリーズの最新作、Call of Duty: Modern Warfare IIの第二回βテストが9月24~26日の間で開催されました。

今回は実際にプレイしてみた感想を書いていきたいと思います。

視認性に問題あり

あくまでもまだβ版ですので確実な事は言えませんが、β版をプレイしてみた限りですとそれなりに楽しいものの、視認性の方にかなり問題がある様に感じました。

視認性については最近のCoDシリーズはほぼ毎作の様に指摘されている事ですが、今作は敵が背景に溶け込みやすいという従来の不満点とは別に、射撃時の煙と銃自体の振動が強烈過ぎて敵を見失ったり、過去作では視界に入った敵プレイヤーの頭上に表示されていたネームプレートが今回は出なくなっていたりと、余計に敵の視認性が下がる様な要素が追加されている事で、過去作よりも更に視認性の悪いゲームになっていると感じました。

 

PC版ではゲームグラフィック自体の設定を細かく弄る事が可能ですので、一応ある程度なら視認性を改善させる事が可能ですが、家庭用ゲーム機でプレイしている方はそうもいかず、かなり視認性が悪い状態でプレイする事になっていた様です。

他にもネームプレートが表示されない事によって、敵の死体と匍匐している敵との区別が付き辛くなるという問題もあり、これによってドミネーションでは周りに死体が多くなるB旗の付近で匍匐をして死体に擬態すると、そもそも視認性が悪い事も相まってか敵が全くこちらに気付かず一方的に撃ち倒せる場面も多々ありました。

この視認性の問題については開発も把握しており、Twitterの公式アカウントにて触れています。

https://twitter.com/CallofDutyJP/status/1572451014464380929

そして、その中では「ネームプレート以外で敵と味方を視覚的に区別する方法について研究している」との記述もあり、視認性の改善だけでなく、新たな敵味方の区別方法についても試行錯誤を行っている事が伺えます。

ネームプレート以外での区別方法としては、BF2042の様な敵の肩辺りに赤く光る小さいランプを付けるという様な方法がありますが、そうした事をしないのであれば今回のβテストでは素直にネームプレートを表示して欲しかったです。

発砲しても赤点は出ない

従来のCoDシリーズの多くは銃を撃った瞬間の自分の位置が敵のマップ上に赤く表示されており、これによって敵の居場所がすぐに分かる事で両チームが互いに敵を探し回る事無く、最短距離で敵に向かっていって目まぐるしい戦闘が繰り広げられていました。

ですが、MW2ではこの仕様が見直され、発泡してもマップに赤点が映らなくなりました。

前述の開発の公式Twitterアカウントでの投稿では、「武器を発射したプレイヤーが一方的に不利になる事を避けたいから」という理由でこうした仕様にしているらしいです。

また、「プレイヤーがミニマップ上の赤点に直接移動するのではなく、積極的に発砲元を探して欲しい」という旨の記述もありました。

これらの内容から、開発はMW2をより索敵が重要なゲームにしたいと思っている事が伺えますが、実際にゲームをプレイしてみた感想としては、この方向性には少し同意しかねます。

と言いますのも、個人的に射撃時にマップに赤点が出る従来の仕様は、ゲームの初心者でもすぐに敵と出会える為の重要な要素だと思っているからです。

実際、本作MW2の前作に当たるMWでも射撃時に赤点が出ない仕様でしたが、それによって敵の位置が分からない事でプレイヤー同士が互いにすれ違って出会わないままマップの中を彷徨い続け、戦闘が殆ど起こらず時間切れになって終わるというシーンもありました。

赤点があればこうした事態は少しは緩和されると思いますし、初心者でもより楽しみやすいゲームになるのではないかなと思います。

開発はこの仕様についてもβテストを通して意見を集めていくらしいので、意見がある方は積極的に開発の公式アカウントなどに伝えると良いと思います。

使われている武器はARとSMGばかりだった印象

全ての武器を試した訳では無いので、もしかするともっと強い武器があったのかも知れませんが、自分が使った範囲ではLACHMANN SUBというSMGと、FRONTAL IMPACTというARが強く感じました。

今回のβテストでのマップは入り組んでいる場所が多く、遭遇戦が多かった事もこの様に感じた要因だと思います。

一方でエイム速度が遅いLMGはマップとの相性が悪い事もあってかあまり強く感じず、自分がプレイしている時には使用している方も殆ど見かけませんでした。

CoDでは根強い人気があるSRも、SIGNAL 50という5発装填かつ連射可能で、当たれば大抵一撃で倒せる強力な性能の武器がありましたが、スコープの覗き込み速度が遅くて扱いに少し難があり、所謂凸砂の様な運用もほぼ無理な感じの武器でしたので、これも使っている方はあまり見かけませんでいた。

MWでは猛威を振るっていたSGも、至近距離は流石に強いものの少しでも距離が離れると一撃では倒せない平均的なSGらしい性能になっており、こちらもファーム18の様なマップ以外では持っている方があまり居なかった様に感じました。

発売された時の武器バランスがどの様な物になるかは分かりませんが、このARとSMGが強いβテストの状況を見た限りでは、超高性能なSGやLMGが出てくると言った滅茶苦茶なバランスになる様な事は無いかなと思います。

キルストリークかスコアストリークか選択可能

MW2では敵を倒して兵器を要請するキルストリークか、スコアを稼いで兵器を要請するスコアストリークかを任意で選べる様になっていました。

これによってチームデスマッチなどキルを取る事が重要なルールではキルストリーク、ドミネーションなどのオブジェクトに絡む必要があるルールではスコアストリークを選択する事で、勝利条件を達成しつつ強力な兵器を要請する事が可能です。

これはドミネーションをメインでプレイしている自分にとっては非常に良い仕様で、旗に積極的に絡むプレイをしているとどうしても敵の攻撃で死んでしまいキルストリークが貯まらない問題を、スコアストリークを選ぶ事で解決出来ました。

過去作であるBOCWでは死んでも進行度がリセットされないスコアストリークが実装されていましたが、今回のスコアストリークは従来の仕様通り死んだらその時点でリセットされる為、BOCWの時の様に絶対に呼べる対空スコアストリークの存在によって航空兵器全般がお通夜になる、と言った問題も起きず、良いシステムになっていると感じました。

マップはクリアリングがし辛い印象

βテストでは4つのマップを遊ぶことが可能でしたが、その全てに屋根あるいは2階に登れる建物やそれに類する場所が存在し、元々全体的にオブジェクトや角になっている場所が多いのも相まってクリアリングがし辛い印象を受けました。

前述の通り視認性が悪い事もあって、建物の2階の窓や遮蔽物から頭だけ出している敵は見つけ難く、TTKが速い事も相まって前に出るよりも敵が来るのを待つ方が強いマップだった様に思います。

個人的にはもう少し前に出る方が動きやすいマップにして欲しかったですね。

ラグについて

βテストで用意したサーバーの調子が悪かったのか、プレイ中に非常にゲームがラグくなる場面がありました。

特にファーム18というマップでラグが多く発生した様に思いますが、もしかすると何らかのオブジェクトに関連して処理が重くなってしまっていたのかもしれません。

また、敵を撃つとゲームサーバーとの接続が失われ、強制的にロビーに戻されるというバグも発生していましたが、こちらは数時間程度で修正されたのか一時的にしか発生しませんでした。

過去作であるVanguardやBOCWのβテストを自分がプレイした際には、これほどまでラグやバグが頻発した事は無かったので、MW2のプログラムにはまだまだ根本的な部分で修正すべき箇所が多々あるのかも知れません。

まとめ

今回のβテストではまだまだ不満を感じる部分はあるものの、基本的なシステムは面白いと感じましたし、視認性や赤点などの不満点に関しては今後のアップデートで改善される可能性が高く、ラグなどの問題も修正されればそれなりに良いゲームになると思います。

最近のCoDシリーズはあまり評価が芳しくない為、出来ればこのMW2で挽回してくれる事を願いたいですね。

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