
今回はMTGAで自作した忘れられた神々の僧侶をキーカードにしたデッキを紹介致します。
強力なタップ能力
この忘れられた神々の僧侶は、ラヴニカの献身にて追加されたカードで、2マナ1/2と、単純なクリーチャーとしては結構貧弱な部類に入るのですが、自分以外の味方のクリーチャー2体を生贄に捧げることで、相手プレイヤーに2点のダメージを与え、相手の場のクリーチャー1体を生贄に捧げさせ、カードを1枚引き、更に2点の黒マナを得るという、非常に強力なタップ能力を持っております。
自分以外の2体のクリーチャーが必要で、なおかつタップ能力と言うことで、効果を発動するまでに少しだけ時間が掛かるのが難点ですが、その分メリットも凄まじいです。
今回紹介するデッキは、そんな忘れられた神々の僧侶のタップ能力を毎ターン発動させ、その効果で圧倒的なアドバンテージを得て勝利する事を目的としているデッキです。
デッキ詳細

3 愚蒙の記念像 7 沼 10 山 2 燃え殻の痩せ地 2 竜髑髏の山頂 -土地(24)- | 3 更生の泉 2 喪心 2 不順な捧げ物 1 不正相続 3 ヴラスカの侮辱 1 最古再誕 1 最後の別れ 1 墓地解放 1 囚われの聴衆 -呪文(15)- |
3 どぶ骨 4 誓いを立てた吸血鬼 4 組み直しの骸骨 3 忘れられた神々の僧侶 2 真夜中の死神 1 血の儀式師、ウィスパー 2 貪欲なチュパカブラ 2 再燃するフェニックス -クリーチャー(21)- |
忘れられた神々の僧侶の能力で生贄に捧げる用のクリーチャーとして、墓地から唱える事が可能な組み直しの骸骨や、誓いを立てた吸血鬼を入れております。
これらのクリーチャーは2マナで唱えることが出来ますので、忘れられた神々の僧侶の能力で得た追加の2マナを使えば、生贄にしたそのターンに即復活させる事も可能です。


また、これらのカードは死んでもすぐに復活させることが出来る為、忘れられた神々の僧侶が手札に来るまでの壁役にもなってくれます。
兎に角忘れられた神々の僧侶が手札に来ないと勝ち筋が薄いデッキなので、それまではこうしたクリーチャーや喪心などの除去カードでひたすら耐える事になります。
忘れられた神々の僧侶が能力を発動できればほぼ勝ち
BO1のプラチナ帯で大体50戦程しましたが、忘れられた神々の僧侶さえ引くことが出来れば、後は蘇らせる事ができるクリーチャーを生贄に捧げて、その効果を連発してるだけで大抵の場合は勝利出来ました。
流石に相手が赤であったりする場合には、忘れられた神々の僧侶を場に出した瞬間にショックや稲妻の一撃を使われて除去されることも多かったですが、そこは愚蒙の記念像や最古再誕などの効果で、忘れられた神々の僧侶を墓地から回収する事で補っています。


また、忘れられた神々の僧侶に加えて墓地解放まで置くことが出来れば、能力発動時に最大2体の2/2ゾンビトークンを作る事も出来ますので、更に大きなアドバンテージを稼ぐことも出来ます。

除外系の効果が弱点
生贄に使うクリーチャーを墓地から何度も再利用する必要がありますので、溶岩コイルや肉議場の叫びなど、墓地を破壊するタイプのカードは非常に苦手なデッキになっております。
サイドボードの無いBO1では、自分のクリーチャーまで巻き込まれてしまう肉議場の叫びはそこまで採用されている印象はありませんが、赤が含まれるデッキが相手の場合ですとほぼ確実に溶岩コイルは入っていますので、赤系のデッキに対する勝率はちょっと低いように感じました。
また、忘れられた神々の僧侶のタップ能力は、相手が生贄に捧げるクリーチャーを選ぶことができますので、大量にトークンを並べるデッキなどにも相性が悪く、狙った敵のクリーチャーをいつまでも除去できずにそのまま圧倒されてしまう事もありました。
ハマれば強いのですが、ハマらなかった時には非常に弱いので、結構運ゲー要素の強いデッキですが、うまくブン回った時のアドバンテージは凄いので、ワイルドカードが余っている方は一度使ってみて下さい。
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