Hi-vガンダムやナイチンゲール、ジ・Oなどと言った強機体の弱体化が発表されたガンダムオンラインですが、その方向性やバランス調整を行う機体、実施する予定の日時などが以前の発表に追加される形で公開されました。
バランス調整の実施日は6月19日を予定しているとの事です。
今回はその気になる点について書いていきます。
Hi-vガンダムとナイチンゲールは大幅な弱体化か
今回発表された情報によりますと、Hi-vガンダムとナイチンゲールが弱体化される要素はビームライフルと特殊モジュールの2つらしいです。
この両機のビームライフルは他の機体が持っている物とは異なり、大きな当たり判定、高い威力とDP、フルオート式による瞬間火力の高い、といった特徴があり、上手く連続ヒットさせれば並の機体であればアーマーがフルの状態から怯みや空中転倒を発生させて即死させる事が出来るというとても強力な武器です。
そして両機に搭載されている特殊モジュール「Hi-νガンダム用/ナイチンゲール用特殊カスタマイズ」は、機体のアーマー修理時の回復量が50%向上し、敵の攻撃によって発生する怯みや空中転倒を無効にするという物で、これによって両機は生存能力に優れ、ある程度敵の攻撃を受けても怯まずに相手に攻撃を行う事が可能です。
今回のバランス調整ではこの2つが揃って弱体化対象になるという事で、Hi-vガンダムとナイチンゲールはその強みの部分を大幅に弱体化される可能性があります。
この調整に対する運営の考えは以下の通りです。
この両機は、状態異常攻撃や大ダメージを瞬間的に出せる武器以外での撃破手段が乏しく、さらに敵機の動きを止める力が強いため、大多数の機体にとっては迎撃も反撃も難しい状況です。
そこで、これまでよりも両機への反撃や撃破できるチャンスが生まれるようにしつつも、高い耐久力を持つ前衛機体という特徴が過度に失われないよう調整を行います。
「反撃や撃破できるチャンスが生まれる」という文章からして、恐らく両機の弱体化の内容としてはビームライフルの攻撃力やDPを下方修正し、特殊モジュールの「怯みと転倒を無効にする」効果を削除、といった感じになると考えられます。
これはどちらか片方を行うだけでもかなり大幅な弱体化になってしまうと思いますが、それだけHi-vガンダムとナイチンゲールの使用度や、それに伴う人口の減少などが無視できなくなってしまったのでしょうね。
ジ・Oは攻撃力が低くなり柔らかくなる
前回のバランス調整で数が増えたジ・Oにも修正が来るそうで、その内容はアーマー値と、「覚醒」使用中の武器威力の調整が行われるようです。
この調整に対する運営の考えは次の通りです。
膠着状態を打開する要因として「覚醒」は有効な手段ですが、武器威力とアーマー値の増加により、覚醒効果中のバトルへの影響が大きく向上しました。一方で、高い攻撃力を有する武器、あるいはジ・Oの攻撃に耐えられる機体以外では対処が困難な状況でもあります。
そのため、汎用的な機体や武器であっても攻撃を集中することで、これまでよりも迎撃しやすくなるよう調整を行います。
確かに将官戦場で、Hi-vガンダムやナイチンゲールが大量にいる状態でも、覚醒状態のジ・Oを倒すのは結構苦労しますので、それ以外の機体に乗っている方からするとかなり理不尽に感じてしまう事もあるでしょうから、この調整は良いかも知れませんね。
そもそもジ・Oがここまで強化されたのは、怯み・転倒が無効で尚且物凄い火力を持っていたHi-vガンダムとナイチンゲールの存在が原因ですから、両機が弱体化されるのでしたらジ・Oが弱体化されるのも当然の成り行きかなぁと思います。
ただ、あまりにも攻撃力が下げられてしまうとまた誰も使っていなかったバランス調整前のジ・Oに逆戻りしてしまうので、そこら辺は丁度良い塩梅で弱体化して貰いたいですね。
ジーライン(アサルトアーマー)とギャンクリーガーは攻撃力減少
チャージランスの攻撃力が大幅に強化されてから、あらゆる機体を一撃で撃破しているこの両機ですが、今回のバランス調整では、そのチャージランスの威力とチャージ倍率が弱体化される模様です。
この調整に対する運営の考えは次の通りです。
チャージ格闘武器は高いアーマー値を持つ機体や被弾効果を受けにくい機体を撃破するのに有効な手段でしたが、それに伴うリスクが発生しにくいことが問題と捉えています。
中でも「追撃」効果を持つチャージ格闘武器はそれが顕著であるため、環境に適した攻撃力になるよう調整を行います。
この機体もジ・Oと同様、Hi-vガンダムとナイチンゲールの存在のせいで強化された機体なので、弱体化の対象になったのだと思います。
こちらも攻撃力の弱体化の程度が気になる所です。
強化される機体も発表
以前から予定されていたパフォーマンス向上を目的とした個別機体調整の対象となる機体名も今回発表されました。
発表された機体名は以下の通りです。
この中では唯一のコスト400機体のフルアーマー・ユニコーンガンダムが入っているのが気になりますね。
この機体は実装当日から、400コストなのに決め手にかける微妙な機体という事で結構残念な思いをしている方が多かったように思えますので、シナンジュの時と同じような最初に弱く実装されて、後から上方修正されて強くなるパターンの機体になりそうです。
他にもキュベレイやクシャトリヤなど、そこそこ人気のある機体が強化されるみたいですので、どんな感じになるのか楽しみです。
連邦側ではZガンダムとガンダムが強化対象になっているのが気になります。
Zガンダムは今まで何度も強化を貰っているのですが、現状でもイマイチパッとしない機体ですので、今回の強化で今度こそ強い機体になって欲しいです。
普通のガンダムの方は爆発物が強い時代にはまぁまぁ活躍してくれていたのですが、今では見る影もないので、今回のバランス調整で強化されて日の目を見る様になって欲しい所ですね。
このバランス調整によって、今の一部の機体でしか遊べないような状態が解消されると良いのですが、取り敢えずは恐らく来週に来るであろうバランス調整の詳細を待ちたいと思います。
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