【雑記】サドンアタックの思い出

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2007年にサービスが開始された無料FPSゲームのサドンアタックですが、今年2019年の9月25日にサービスが終了されることがアナウンスされましたね。

今回はそんなサドンアタックの思い出を書きたいと思います。

ウェアハウス

日本でサドンアタックのサービスが開始された2007年は、丁度FPSゲームによるオンライン対戦の楽しさというものを、それまで余りFPSというジャンルに触れて来なかった様な、専ら家庭用ゲーム機で遊んでいた子供達にまで広めた名作「Cod4:MW」が発売された年でもあり、当時の日本におけるFPSは正に爆発的なブームとも言える状況になっていました。

なので、家庭用でFPSに触れた後にPCで出来る無料のFPSを探して、サドンアタックに飛びついた方々も多かったのか、当時のこのゲームの盛り上がりは凄いものがあった様に思います。

私もそんな過程でサドンアタックにたどり付いた人間の一人だったのですが、当時の最新技術で表現されていたCoD4:MWのグラフィックと比べると、サドンアタックのそれは実にチープなグラフィックでしたが、そのお陰で当時の私の微妙なスペックのPCでもそこそこ良く動く事と、ヘッドショットが気持ち良いゲーム性に魅せられ、当時はCoD4:MWと並行してこのゲームをちょこちょこプレイしていました。

チームデスマッチで延々と無意味な殺し合いに明け暮れたり、たまに参加した爆破ミッションでは開幕の敵の空爆で即死したり、チャット欄では暴言(TRGやチート行為に対してのものなど)が飛び交ったりと、色々とカオスなゲームでしたが、初めてPCでのFPSに触れた私には何もかもが新鮮で、殆ど活躍も出来ないド下手くそプレイヤーでしたが不思議と楽しかったです。

中でもお気に入りだったのが、サドンアタックで私が一番最初にプレイしたルールでもあるウェアハウスのチームデスマッチで、私はサドンアタックのプレイ時間の多くをこのマップで過ごしました。

しかし、ゲームをプレイしていく内に無料FPS故の色々な粗に気付き、その後にBFBCの様な魅力的な有料FPSが数多く発売された事もあって、次第に私の関心はサドンアタックから離れて行き、最後にはHDDの限られた空き容量を増やす為にゲームをアンインストールしてしまいました。

ですがその後も、数年おきにウェアハウスでのチームデスマッチを思い出して急にプレイしたくなる事があり、その度にインストールし、そして満足したらまたアンインストールする、という事をこれまで何度か繰り返してもいました。

今にして思えばそういう事が出来たのも、新たな無料FPSとして2008年にはAVA、2009年にはCSOなどの無料FPSとしてのライバルが出現し、過疎などの理由によって後発の無料FPSであるペーパーマンやCSO、更には自身の続編であるサドンアタック2のサービスが終了するなどといった、多くの他の無料FPSの栄枯盛衰による影響があってもなお、サドンアタックというゲームがずっと変わらずに存在してくれていたお陰でした。

そして2019年6月12日のメンテナンスが終了した後、日本でのサービスが9月25日に終了する旨がアナウンスされ、遂にサドンアタックはその15年という非常に長い生涯に幕を下ろす事が決まりました。

私はこのニュースが出た後、サドンアタックをインストールして、数年ぶりにウェアハウスをプレイしました。

開幕後すぐにグレネードで吹っ飛ばされ、初期武器では殆どキルを取れず、死んでは延々と敵に突撃する事を繰り返す、私がこのゲームをインストールする度に見る、一番最初にサドンアタックを遊んだ時と同じ光景は今でも変わらずそこにありました。

3ラウンド程ウェアハウスで戦闘を行った後、数年前と同じ様に私は満足し、サドンアタックを終了しました。

もし私がこれまでの様に、いつかまたこのウェアハウスの事を思い出してプレイしたくなったとしても、恐らくその時には、このゲームはプレイ出来なくなっているのだろうなと思うと、少し悲しい気持ちになります。

時代の流れで収益が悪くなったり、運営が途中で代わる騒動があったりと、サービスを終了するタイミングはこれまでの間でいくらでもあったと思いますが、そんな中で15年間も運営してくれた事には感謝の気持ちしかありません。

長い間本当にお疲れ様でした。

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