2021年10月13日の定期メンテナンス以降から階級システムの調整が加えられ、それに伴い伍長未満以外の全てのプレイヤーの階級が2階級降格したガンオンですが、今回はその調整の内容と実際にプレイしてみた感想を書いていきたいと思います。
ガンオンにおける階級システム
本題に入る前にまず、ガンオンの階級システムを簡単に説明します。
ガンオンの個々のプレイヤーには全て最下位を訓練兵、最上位を大将とする階級が割り当てられており、マッチングするプレイヤーの振り分けなどに利用されております。
この階級の昇格・降格は各戦闘の結果から得られる階級ポイントの増減によって変動するので、基本的に良い成績を収め、勝利する確率が高いプレイヤーほど上の階級に昇進して行き、そうでないプレイヤーは降格していくシステムになっている為、階級は各プレイヤーの実力とほぼイコールの関係にあると言えます。
現在の階級システムではポイントが一定の値に達すると試験が発生し、その試験をクリアする事で昇格、逆に一定の値以下になると降格する様になっており、一番上の大将まで昇格するとそこからは上限無くポイントが加算されて行きます。
勝敗による影響が増大
今回の調整によってまず大きく変わった点は、この階級ポイントの増減量が以前と比べてかなり増えた事です。
以前ならよほど酷い負け方、或いは圧勝した状態でそれ相応のスコアを取った場合でしか発生しなかった100以上の階級ポイントの増減が、現在の環境ではどの様な負け方、勝ち方に関わらずかなりの確率で発生する様になりました。
実際にプレイしてみた感想
実際にこの仕様になってから数戦程プレイしてみましたが、恐らく両軍の階級の差なども最終的な階級ポイントに影響してくるものの、大体負側で10以下ならかなりの減少、勝ち側で20位以上なら大幅な増加という感じでした。
この仕様変更によって実力に見合わない階級に居ると一瞬で降格していく様になり、現在のガンオンは前の環境以上に実力が階級に直結する環境になっています。
以前の環境ではリカバリー制度などの影響もあって、基本的に階級ポイントは増えやすく減り辛い環境だった為、自分も含め数多くのプレイヤーが最上位階級である大将にまで到達する事が出来ていましたが、現在の環境では自分の様な最終的な戦闘の結果が上位5位未満になってしまう事が多いプレイヤーの場合、かなり運良く連勝する事が出来れなければ大将まで昇格する事は出来ないと思われます。
因みに自分の場合は現在准将と少将の間を昇格と降格で行き来する、所謂ループ状態に入っております。
バランスの良いマッチングを行える様になる?
現在の環境では階級が中々上がらなくなった事は辛いですが、それだけ勝敗に拘る必要が以前よりも増した事で、以前よりも適切なマッチングを行える可能性は増えた様に思います。
実際ここ最近の戦場では誰もチャットで支持を出さないという様な事も減りましたし、皆が勝ちたい為かコストパフォーマンスの良い強い機体に乗る人が増えた事で、戦場全体のレベルも上がっている印象を受けます。
ですが、ガンオンには昔から指摘されている多数のプレイヤーが同時に参戦予約をする事で、意図的に格差のあるマッチングを発生させるという所謂連隊の問題も依然として存在しており、勝敗が階級ポイントに直結する事と、シーズン毎の最終的な階級ポイントによって機体を入手する際に必要な有料チケットがランキング報酬として貰える事もあって、以前の環境よりも連隊が活発に行われ、格差マッチングが頻発してしまう可能性もあります。
また、ゲーム自体がシビアになった事を忌避したプレイヤーも居た為なのか、この階級システムの仕様変更が行われた10月13日以降、ガンオンの人口がやや減少傾向にあります。
以前プレイヤーの人口が減り過ぎた時に参戦待機時間が非常に長くなっていた事がありましたが、このままの状態が改善されなければまたあの時と同じ事が起きてしまうかもしれません。
減った人口ではマッチングに必要な100人のプレイヤーを集めることも出来ないと思いますので、運営にはなんとかして人口が増加するようなアップデートを行っていって貰いたいですね。
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