EA Japanが事実上の閉鎖か EAの大規模な集団解雇が話題に

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アメリカのカリフォルニア州に本社を持ち、FPSゲームの金字塔的存在でもあるBFシリーズで有名なコンピューターゲーム会社EA(Electronic Arts社)が、日本とロシアの支部での大規模な労働者の解雇を行う予定との事で、日本のネット界隈でも少しばかり話題になっております。

正社員の解雇規制が強い日本の企業に対して、外資系の企業では雇用の流動性が高い為、比較的容易に解雇が行われる傾向がありますが、今回の件はEAが抱える全従業員数である9000人の内、350人が解雇されるという結構大規模な物のようです。

EA Japan公式ページのニュースカテゴリにも、「EAの組織変更およびチャレンジへの取り組みについて」というタイトルのページに今回の件に対するEAのCEO、Andrew Wilsonからのメッセージが記載されております。

以下はその日本語部分の引用と該当ページへURLです。

EAの組織変更およびチャレンジへの取り組みについて
EAの組織変更および課題への取り組みについて

本日EAは、チャレンジに対応するため、そして将来に向けた準備のために会社組織として重要な決断を取りました。 我々を取り巻く状況は常に変化し続けており、我々もそれに合わせて対応しなければなりません。弊社はコミットメントを高め、組織をより洗練させ、プレイヤーの皆様の期待に応えるために熟慮を重ねた上で新たな取り組みを進めます。その一環として、マーケティングおよびパブリッシング、そしてオペレーションチームにおいて組織変更を実施します。また日本とロシアは体制を縮小させ、プレイヤーの皆様には別の方法でサービスを提供することに注力します。組織変更だけではなく、ゲームおよびサービスの品質向上にさらに専念することも合わせてお伝えします。最高品質のゲームをお届けすることは、まさに弊社の核と言えるもので、今後もこの理念は変わることはありません。また、弊社はプレイヤーの皆様に驚きや感動をこれまでとは違う方法でお届けしたいとも考えています。

残念ながら、本日は非常に重い決断をお伝えしなければなりません。本日発表する組織変更は、弊社従業員9000人のうちの約350人に影響するものとなります。重大かつ苦渋の決断であり、このことに責任を感じています。彼らは私たちの同僚であり友人でもあります。その多大なる貢献に対して心の底から感謝しています。また、彼らが困難な時期を乗り越え、次の仕事を見つけられるように、最大限のサポートを提供することを約束します。これはEAの最優先事項として行います。


        —  Andrew Wilson(エレクトロニック・アーツ、CEO)

「日本とロシアは体制を縮小」とありますので、どうやらEA Japanの規模が縮小することは事実のようですね。

また、「プレイヤーの皆様には別の方法でサービスを提供することに注力します」という部分については、日本語版パッケージよりもコストが低いOriginなどを用いたダウンロード販売を伸ばしていくという事なのでしょうか。

何にせよ、日本での今後のサービスの変化には注目していきたい所です。

EAにとっての日本市場

ただ、EAの作品ではBFシリーズを主に遊んでいた私の個人的な感想を申しますと、これまでEAが行ってきた日本のプレイヤーに対するサポート体制には、少し疑問を感じる点も少なからずあった事は事実です。

例えばBFシリーズでは武器の性能の修正やシステムの変更などのアップデートがあった際に、そのアップデートの詳細を文章にして知らせてくれるパッチノートが公式サイトから提供されるのですが、それが何故か日本語に対応していない事があったり、ゲーム中に半角/全角キーを押すと画面の左上に謎のコンソールが出現してその場から動けなくなってしまうなど、日本人プレイヤーに対する配慮が足りないように感じることがありました。

これらの問題は、EA本社が日本という市場をあまり重要視していなかった為なのか、それともEA Japan側の対応に問題があった為なのかはわかりませんが、少なくとも今回のような結果になった以上は、やはりEAにとっての日本市場とはそれほど重要な物ではなかったのかなと感じております。

最近ではEAがサポートを行っているゲームでよく出現するようになってしまったチーターの問題や、去年の2018年11月に発売したBFVの売上が、過去作であり更にお世辞にも売上が良いとは言えなかったBF:ハードラインよりも下回ってしまうなど、様々な問題を抱えているように思えていた所で、今回のこの大規模な解雇のニュースが出てまいりましたので、最近のEAは経営があまり上手くいっていないのかなとも感じます。

もしかすると2019年の今年は、EAにとっては大きな試練の年になるのかもしれませんね。

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