コミカルな世界観とハクスラ要素が絶妙にマッチした名作FPSシリーズであるボーダーランズの4作目、ボーダーランズ3の発売が正式に決定されたようです。
私もボーダーランズ2とThe Pre-SequelはPC版で滅茶苦茶夢中になってプレイしましたので、今回の続編発表は素直に嬉しいです。
以下の続きは少しシリーズのネタバレも含みますのでご注意下さい。
以前からその存在が匂わされていたボーダーランズ3ですが、今回アメリカのボストンにて開催されたゲームイベント、PAX EAST 2019(PAX:ペニー・アーケード・エキスポの略)で、遂にその存在が明らかになりました。
以下はイベントで流された映像です。
この映像は2019年の3月28日の公開から1日で既に再生数が100万を超えており、ボーダーランズ3が非常に強い注目を集めている事がわかります。
公開された映像の中では、過去作に登場したキャラクターや、今作でのプレイヤーキャラになると思われる恒例の4人のキャラクターの存在が確認されており、これまで発売されたボーダーランズ2やボーダーランズ:The Pre-Sequelと同様に、過去作品の内容を踏襲した物のように思えました。
まだ今作ならではの新要素など、その詳細まではわかりませんが、公式サイトが4月4日に開設されるとの事なので、そちらでの追加情報を待ちたいです。
気になるストーリー
ボーダーランズシリーズは、ゲーム性が異なる「Tales from the Borderlands」を除けば、外伝であるThe Pre-Sequelを含めて現在3作品が世に出されており、2では因縁の相手であるハンサムジャックとの戦いが終わり、The Pre-Sequelではハンサムジャックの過去とVaultの謎に迫る内容であったりと、これまでのシリーズはこのラスボス的存在であるハンサムジャックを中心として描かれて来ましたが、彼が倒されて居なくなった今、今回のボーダーランズ3のストーリーがどのような物になるのか非常に気になる所です。
The Pre-Sequelのエンディングでは、それまでの人間やロボットのキャラクターとは異なる宇宙人(?)のようなキャラクターも出てきておりましたので、この人物が今後のストーリーにどのように関わってくるのかも気になりますね。
名作ボーダーランズ2を超えられるか
2014年に発売されたThe Pre-Sequelは決して面白くないゲームというわけでは無いのですが、その前作であるボーダーランズ2が余りにも出来が良過ぎた為か、そちらと比べられて評価されてしまうことが多く、低重力とジェットによる空中浮遊やレーザー武器と言った新要素はあった物の、2に比べると全体的にボリュームが少ない、難易度の調整がおかしい、マップやDLCの完成度が低い、新しく追加された酸素システムが煩わしい、ボリュームの割に値段が高い、といった不満が多かったように思います。
その為か、2019年の3月現在ではSteamでのメタスコアがボーダーランズ2は89点と非常に高い数値であるのに対して、The Pre-Sequelは75点になってしまっており、こういった結果を受けて当時は「ボーダーランズ3が中々発表されないのはThe Pre-Sequelで失敗したからだ」というコメントも見かける事がありました。
取り敢えず今回のボーダーランズ3の発表は実に喜ばしい事ではあるのですが、恐らくThe Pre-Sequelと同様にこのボーダーランズ3も、その内容をボーダーランズ2と比較して評価されると思われますので、この高い壁を超えることがボーダーランズ3の大きな課題となるように思われます。
出来ればThe Pre-Sequelでの経験を活かして、今度こそボーダーランズ2を超えるものを作って欲しいですね。
ちなみに、現在Steamではボーダーランズ2とThe Pre-Sequelの本体と、その全てのDLCがセットになった超お手頃なバンドル、Borderlands: The Handsome Collectionが販売されております。
これならThe Pre-Sequelのボリュームの割に値段が高いという不満は払拭されていると思いますので、まだボーダーランズシリーズに一度も触れたことのない方は、この機会に是非こちらを購入して遊んでみて下さい。
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