今回は8月下旬にバランス調整が入って弱体化されたスタン効果とネット効果について書いていきたいと思います。
調整内容
8月下旬のバランス調整では、非常に当てやすい高DP武器や、スタン・ネット効果が付与された武器を持っている機体が戦場に溢れかえった事により、頻繁に機体の動きが制限されていた環境の改善の為、多くの武器や機体のダウンゲージレベルなどに調整が行われました。
その中でも特に注目されていたのが、長年強力な状態異常攻撃であったスタン・スロウ効果の弱体化でして、この調整が行われることによって戦場で動きを理不尽に止められる事が少なくなる事が期待されていたように思います。
運営が発表したスタン・スロウ効果に関する調整内容は以下のようになっており
機体ごとの調整内容を記載する部分ではクロスボーン・ガンダムX-1やグフ(ランバ・ラル機)などのスタン属性を持った武器の効果時間が短くなっていました。
スタン効果の有用性は健在
ですが、これらの弱体化によって、スタン効果を持つ武器を主軸に戦っていた機体が戦場から姿を消したかというとそうでもなく、未だに相手の動きを一瞬でも止めることが出来るスタン効果の有用性は変わりなく、一時期は産廃になることが予想されていたクロスボーン・ガンダムも、戦場で見かける数には調整前と後で殆ど大差が無い様に思われます。
寧ろ、全体的にダウンゲージが上昇した今の環境では、通常の武器では相手の動きを止め辛くなったので、逆に1発当たっただけで相手の動きを止めることが出来るスタン効果の有用性が相対的に増したという見方も出来ます。
実際に自分で使用してみても、若干効果時間が短くなったかな?と言う程度で、スタンを当ててから追撃を行う余裕は十分にありました。
これらの点から、スタン効果は弱体化は受けたものの、まだまだ十分実用レベルで強いという印象を受けます。
スロウ効果は大幅な弱体化
スタン効果が未だに強い一方で、スロウ効果は調整後はその有用性が著しく損なわれたように思われます。
今回のバランス調整でスロウ効果が受けた弱体化は、大雑把に言えばスロウ効果中にブーストを消費する行動が可能になっただけなのですが、これが予想以上に辛いものがありました。
まず今までのスロウ効果は、敵を地面に貼り付けにすることが可能でしたので、上空から接近する敵を叩き落としたり、十分な回避行動が出来なくなった敵を格闘や射撃で追撃したりといった事が用意に出来たのですが、ジャンプやブースト移動が可能になった事で、スロウ効果を当ててもすぐに遮蔽物の裏など隠れられたり、こちらの攻撃を避けられる事が非常に多くなりました。
今回の弱体化は、特にスロウ効果を当ててから格闘攻撃を行う、所謂ネット格闘が強力だった機体に対しての悪影響が大きかったようで、バランス調整後はGブルやイフリート(シュナイド機) などの機体は大幅に戦場から姿を消してしまったように思います。
スロウの弱体化はちょっとやり過ぎかも
以上が、今回のバランス調整後のスタンとスロウ効果の現状ですが、バランス調整前の環境でのクロスボーンガンダムのスタン攻撃の強さとその暴れっぷりにしては、今回のスタン効果の弱体化はかなり温めで、逆にそれほど暴れていなかったスロウ効果がかなり強烈な弱体化を受けたのが意外でした。
個人的にはスロウ効果ぐらいしか売りがない機体がこのゲームには多数存在している為、今回のスロウ効果の弱体化は少しやり過ぎの様に思えますし、スタン効果の弱体化はその理不尽度からすると温過ぎるかなと思います。
今後のバランス調整によってはまたスロウ効果が強力になるかもしれませんが、取り敢えず次のバランス調整が来るまではスロウ効果は冬の時代を迎える事になる事は間違いなさそうです。
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