昨年発売されたBF2042の出来がコロナなどでの開発の遅れもあってイマイチだった事もあって、数十人で争う大規模FPSゲームは現在これといった作品が無い状況になっておりますが、そんな中マインクラフト的な世界観とBF的なゲームシステムを持ち、今注目されている開発中の大規模FPSゲーム「BattleBit Remastered」が、そのテストプレイ時にDDoS攻撃を受けていた事が公式からの発表から分かりました。

DDoS攻撃とは?
DDoS攻撃は昔から様々な場面で用いられニュースにもなってきた列記としたサイバー攻撃手段の1つであり、比較的容易に行える事もあって現在でも被害者が跡を絶ちません。
ここでは手段の詳細については省きますが、簡単に言えば相手のサーバーに負荷を掛けてサービスを停止させる行為であり、主に特定企業への抗議や嫌がらせ目的で行われますが、今回の件の様に時としてゲームも攻撃対象になる事があり、過去にはスクウェア・エニックスのオンラインゲーム「ファイナルファンタジーXIV」がDDoS攻撃の標的にされ、1ヶ月間もの長期にわたって接続障害などの問題が発生しました。
2022年にアーリーアクセスをスタートする予定には変更なし
4月28日にBattleBitの運営がSteamのコミュニティに投稿した「Community Update (April 27th)」では、ゲームの開発自体は順調に進んでおり、4月8日に行われたテストプレイの結果からもバグ取りなどが上手く行っている事が分かったと共に、4月10日にゲームサーバーとマスターサーバーに480ギガビットのDDoS攻撃を受けた事から4月21日に予定していたテストプレイを延期した事が記述されています。
今後は頻繁にテストプレイを実施して様子を見る模様ですが、それでも2022年にアーリーアクセスをスタートする予定は変更なしとの事で、一先ずは今後のテストプレイなどでの動向を見守っていきたいですね。
しかし、前回のテストプレイではもうある程度は完成の目処が立つ段階に入っていたようで、大規模な公開テストも出来るかもしれないという所まで来ていたらしく、今回の件は開発者にとっても心待ちにしている方にとっても非常に残念なニュースになりました。
ですが開発はこの件を「次の公開プレイテストを開始するための唯一の大きなハードル」とも言っており、この問題を解決する事が出来れば今後の開発が一気に進んでくれそうでもあります。
出来るだけ早くこの問題が解決されて、多くの方が安心して遊べる様になって欲しいですね。
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