MTGA しつこい請願者ライブラリーアウトデッキ

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今回はMTGAで使えるネタ的なライブラリーアウトデッキを紹介します。

前回のMTGAの記事に引き続いて今回もBO1で使うことを前提としておりますので、サイドボードは作っておりません。

「しつこい請願者」というカードについて

この「しつこい請願者」は、以前MTGAに追加された新しいパックであるラヴニカの献身で追加されたカードです。

注目して欲しいのはこのカードの効果で、1枚の時のタップ能力は青マナを1支払って相手のデッキの一番上のカードを墓地に置くという、何の変哲もない効果ですが、4枚揃うとそのライブラリー破壊効果が大幅にパワーアップし、なんとデッキの一番上から12枚ものカードを一気に消し飛ばすようになります。

一見4枚制限のあるMTGでは、場に4枚も同じカードを揃えるのは相当運が良くないと無理なように思えますが、このカードは「ネズミの群生」と同じく、カード枚数の制限を無視してデッキに何枚でも好きなだけ投入することができるカードですので、場に4枚揃えることがとても簡単になっております。

また、「しつこい請願者」自体が2マナにも関わらずタフネス3とそれなりに硬く、複数出せば良い感じに壁になってくれますので、「しつこい請願者」を出す前に的に殴り殺される心配が緩和されます。

この硬さであれば赤の定番である「ショック」にも焼かれないので、安心して場に並べることが出来ます。

デッキ構成

今回私が作ったデッキは以下のような内容になっております。

「しつこい請願者」はたっぷり30枚入れております。

「分散」は敵クリーチャーの除去や、同じカードを使えないようにする白のエンチャント呪文「イクサランの束縛」の回避の為に入れました。

また、ライブラリーアウト対策に「ガイアの祝福」などを入れているデッキへの対策として「漂流自我」を入れております。

速度の遅い相手に有利

ミッドレンジなどの速度が遅いタイプのデッキ相手であれば、「しつこい請願者」が4枚場に出た際の効果を用いれば数ターンでライブラリーアウトまで持っていけます。

このカードの能力はタップ能力である為、ブロックと同時に使用することで敵の攻撃を防ぎながら効果を発動することも可能ですので、ある程度の敵クリーチャーが出てきてもパワーが2以下であれば難なく対処することが可能です。

全体除去には弱い

4枚場に出て初めて本領を発揮するカードですので、白の「浄化の輝き」や黒の「煤の儀式」と言った全体除去カードに非常に弱いです。

「否認」のようなカウンターカードを入れて対策するのも良いですが、今回のデッキではそれらを入れるよりも「しつこい請願者」を増やして速攻で勝つ事を優先しました。

勝率は微妙な所

やる事が非常にシンプルですので、何かあった場合に備えて「分散」を構えたり、する以外には特に考える事は無いのですが、それ故に運ゲー要素が高く、場に4枚出す前に「しつこい請願者」が引けなくなると途端に勝率が落ちます。

ネタデッキの面も多分にありますので、寧ろこれで勝ててしまう方が少しおかしいのかも知れませんが、一気に相手のライブラリーをごっそり削り取る快感は今の所他のカードでは中々味わえませんので、もしワイルドカードが余っている方は一度遊びで作ってみては如何でしょうか。

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