ワンチャンあると思ったら無かった

6月のバランス調整によって、現在のガンダムオンラインには空中を高速で飛び回れて、尚且転倒しない様な強襲機体が存在しなくなった為、これは一瞬で相手のダウンゲージを削ることが出来る百式の時代が再び来たのでは？と思い、将官戦場で数十回程使ってみたのですが、正直言って今の環境では少なくとも私のプレイヤースキルでは使いこなせない機体である事が分かりました。

その原因としては、以下の3つの理由がある様に思います。

アーマーが薄い
攻撃性能が低い
フルアーマーユニコーンガンダムとの相性が悪い

では、このそれぞれの理由に対して、以下の文章で少し解説して行きたいと思います。

アーマーが薄い

百式は380コストという高コスト機体でありながら、アーマーの初期値が3050と非常に低く、さrにこれを最大まで強化しても3507までしか伸びない為、仮にアイテムを使ったとしても、百式のアーマーの最大値は4000を超えることが出来ません。

ガンダムオンラインではアーマーが4000以上とそれ未満では戦場での生存率にかなりの差があり、4000以上の機体は敵の集中砲火を受けても何とか生き延びられる事がありますが、それ未満では大抵の場合敵にアーマーを削りきられてしまいます。

それに加えて、ダウンゲージレベルも500/1000のレベル1である為、少し敵の攻撃を受けただけでも転倒し、そのまま瞬殺されるという、所謂事故死の発生する確率が非常に高い機体になってしまっています。

その代わりという様に、百式には敵のビーム系による攻撃を25％軽減する「耐ビームコーティング」というモジュールが付いているのですが、今の戦場ではマシンガンや爆発系が多く採用されているので上手く機能する事が少ない上に、例えビーム系の武器を相手にする場合であっても、たったの25％軽減では、火力のインフレが進んだ今の武器の前には心許ない性能になっています。

アーマーかダウンゲージレベルのどちらかが380コスト相応の性能であれば戦場での立ち位置ももう少し違うのでしょうが、残念ながら今の百式は遮蔽物の影に隠れていても安心出来ない程に防御力が低いです。

攻撃性能が低い

百式のメイン武器はショットガンタイプの武器である「拡散式クレイ・バズーカ」です。

この武器は、普通のショットガンタイプの武器と比べれば頭一つ抜けた性能をしており、射程距離が長く、1発89のダウンポイントを持つ弾丸を8発同時に発射出来る為、上手く全弾ヒットさせればダウンゲージレベル2までの相手なら一瞬でダウンゲージを削って動きを止める事が出来るのですが、上記の百式自体の防御性能が非常に低いこの機体が、敵に弾丸が全弾ヒットするような距離まで接近するのは至難であり、乱戦の最中などで無ければ射程ギリギリの中距離から撃つぐらいの事しか出来ない為、武器の性能を十分に発揮することがとても難しくなっています。

そこでどうしても多くなってしまう中距離戦を他の武装でカバーしようにも、中距離の敵に対して有効なフルオート式のビームライフルや頭部バルカンなどは長時間敵の射線に身を晒さなければ使えない武装なので、それらを無理に使おうとすれば防御性能の低い百式では事故死に繋がる事も珍しくはありませんでした。

これらの理由から、百式は安定して相手を攻撃してダメージを与えることが難しい為、現状の環境では攻撃性能が低い機体であると感じました。

散弾ではなぁ！（火力不足）