【BF2042】シーズン6で追加された要素などについての感想

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今回はBF2042のシーズン6で追加された新マップや新武器などの感想を書いていきたいと思います。

新マップ「リダクテッド」

シーズン6で追加された新マップのリダクテッドは狭いホールと通路のみで作られ、ビークルが存在せず歩兵のみが出撃できるマップとなっており、BF4のメトロやロッカー、或いはBF1のヴォー要塞を彷彿とさせる所謂「歩兵マップ」と呼ばれる構造になっています。

マップ自体が狭い為、戦闘は基本的に50メートル以内の至近距離戦闘となり、ほぼ全ての武器が最大火力で運用出来ます。

その為、今作では以前から猛威を振るっていた連射可能なショットガン「12Mオート」と、最近強化されてワンパン距離が伸びたポンプアクションショットガンの「MCS-880」がこのマップでは非常に強く、その他の武器はこの2つのショットガンにほぼ食われる様な状態になるなど、ユーザーから調整不足がよく指摘される今作の武器バランスの歪さが、このマップでは更に浮き彫りになっている様に感じました。

しかし、マップ自体が狭い事によってBF2042のマップの主な不満点である「マップ広すぎ問題」に悩まされる事無く、リスポンしてすぐに敵とのシンプルな撃ち合いを楽しむ事が出来ますし、きちんと裏取りルートも用意されているなど、BF2042の初期マップと比べれば十分普通に遊べるマップにはなっている印象です。

3種類の新武器

VHX-D3

VHX-D3はアサルトライフル枠の新武器で、近距離では強力な一方で遠距離になる程弱くなる威力、毎分800発以上の優秀な連射速度、制御しやすい反動と、アサルトライフルでありながらサブマシンガンに近い様な性能の武器となっています。

近距離であればヘッドショット2発で敵を倒せるという事もあって狭いマップとの相性が非常に良く、前述のリダクテッドでは多くのプレイヤーに使用されていました。

一方で遠距離では威力が非常に低くなり、6~7発当てなければ敵が倒せなくなってしまう為、広めのマップが多いBF2042の一般的なコンクエストルールのマップではあまり強みを発揮できませんでした。

強みと弱みがはっきりとしている武器ではありますが、近距離での性能が高い為に狭いマップではこの武器ばかりが使われる状況になってしまっている為、将来は反動や近距離での威力などに何らかの弱体化が入るかもしれません。

G428

G428はマークスマンライフル枠の新武器で、どの距離にいる敵でも大体胴体2~3発で倒せる高い威力や、21発マガジンの継戦能力の高さなど、性能が若干微妙な物が多いBF2042のマークスマンライフル枠の武器の中では、かなり性能が良い武器であるように感じました。

若干縦方向の反動が大きい為、遠距離の敵を狙う時には少し扱いが難しい部分もありますが、使いこなす事が出来ればその強力な威力でキルを量産できて非常に強力な武器です。

サイトを付け替えればどの距離でも対応できる性能を持っているので、今後多くのマップで使用されていく武器だと思います。

L9CZ

L9CZはハンドガン枠の新武器で、30メートルまでの敵を胴体4発で倒せる威力に加えて低反動で命中精度が高い優秀なサブ武器です。

腰だめでも十分狙った所に飛んでいく程に反動が少ない為とても使いやすく、メイン武器が弾切れした時などに使う場合の信頼性は高いものの、射撃モードがセミオートしか無いので現在のBF2042で最も使われているサブ武器だと思われるバースト射撃が可能なG57の強さと比べてしまうと、若干物足りなさを感じる事も否めません。

G57と比べてL9CZは反動が小さいので、中距離以遠での撃ち合いではL9CZの方が強いと思いますが、サブ武器は至近距離で使われる場合が多い為、L9CZの方が精度が高くとも今後も変わらずG57の方が多くのプレイヤーに使われていくのではないかなと思います。

2種類の新ガジェット

弾薬袋

弾薬袋は援護兵でのみ装備できる新ガジェットで、任意の位置やプレイヤーに投げる事が出来、拾ったプレイヤーのメイン武器とサブ武器の弾薬を2マガジン分補給します。

過去作のBFシリーズでは恒例のガジェットでしたが、BF2042ではシーズン6になってようやく実装されました。

ただ、BF2042は倒した敵が弾薬を落としたり、アタッチメントのマガジンを切り替えて別の弾薬を使ったりする事が可能な為、過去作と比べて弾切れになる事が少なく、更に弾薬箱と異なりこのガジェットではグレネードやC5などの投げ物やガジェットは補充出来ないので、正直その利用価値はかなり少ないガジェットであると感じます。

過去作では各兵科で2つのガジェットが装備できた為、弾薬箱のついでに弾薬袋を持つ、という使われ方をしていましたが、BF2042ではスペシャリスト専用ガジェットが存在する関係上、ガジェットを1つしか装備できないので余計に弾薬袋の立場が悪くなっているので、残念ながら現状の性能ではこのガジェットを使うプレイヤーは殆ど居ないと思います。

医療袋

医療袋は前述の弾薬袋と同じく援護兵でのみ装備できる新ガジェットで、使い方も弾薬袋と変わりません。

ただ、弾薬以外を補充できないという弾薬箱と明確な差がある弾薬袋とは異なり、こちらの医療袋には医療箱と比べてのデメリットが突撃兵のメディカルペンを補充できない事しか無い為、過去作の医療袋と同様に最前線で味方や自分自身を何度も回復させて粘り強く戦う事が可能です。

既に医療袋と同様の効果があるスペシャリスト専用ガジェットを持っているファルックでは装備してもあまり意味がないので、アイリッシュかエンジェルのどちらかに装備させるのが一般的だと思います。

エンジェルに装備させれば弾薬と回復をマップを走り回りつつ気軽に出来る様になり、アイリッシュに装備させた場合では最前線にバリケードやセンチネルを置く際に受けた被弾ダメージを即座に回復できる様になるなど、前述の弾薬袋と比べてその実用性はかなり高くなっております。

新ビークル「YUV-2 ポンドホーク」

この新ビークル「YUV-2 ポンドホーク」は、攻撃武装を持たない最大二人乗りの飛行ビークルです。

飛行ビークルである事を活かして敵の防衛線を飛び越え背後の拠点を攻めたり、攻撃能力は持っていませんが低空飛行で敵をロードキルするなど、今までのビークルには無かった様な運用が可能です。

また、2番席に乗っているプレイヤーは攻撃が可能なので、上空へ移動した後に2番席を切り替えれば空中から地上へ攻撃する事も一応可能ではあります。

ただ、敵を攻撃すればそれだけヘイトが高まって狙われる上に、YUV-2 ポンドホークには1番席も2番席も搭乗員を守る為の装甲が無いので、対ビークル武装ではない普通の銃も脅威となる事に注意が必要です。

まとめ

強力な新武器に加えて評価の高いメトロッカー型の新マップも実装された影響なのか、2023年11月現在のBF2042のSteam同時接続人数は大体の時間帯で1万人以上となっており、シーズン6でのアップデート内容は今までのBF2042に加えられたアップデートの中で最も成功した内容である様に思います。

一時期はSteam同時接続人数が1000人前後を推移するなど、そのサービス継続が危ぶまれた本作ですが、過去作で人気のあるマップに似たマップが実装された途端にこれだけハッキリと人口が増加する事からは、BFシリーズにおけるマップのクオリティがいかに重要であるかが窺い知れます。

現在はリダクテッドは評価が高い一方で、それ以外のマップに対する評価は過去のアップデートで加えられた改善を経ても尚あまり芳しくない様に思う為、これらシーズン6より前に実装されたマップ郡も更に改善する事が出来れば、BF2042は今よりも多くの人口を獲得できるかも知れません。

BF2042も発売されてから約2年が経過し、あとどの程度アップデートが続くのか分かりませんが、今後も今回と同じ様なプレイヤーにウケの良い内容にして欲しいですね。

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