【BF2042】シーズン5到来!新マップ+新武器+各種バランス調整で環境一新

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2023年6月7日、BF2042に5.0.0アップデートが行われ、遂にシーズン5が開始されました。

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このアプデでは新マップや新武器だけでなく、一部のスペシャリストの強化or弱体化、ビークルの性能変化が行われ、戦場の環境がシーズン4とはかなり異なりました。

今回は、そんなシーズン5のBF2042を少しプレイした感想を書いていきたいと思います。

BF4の人気マップを模した新マップ「Reclaimed」実装

シーズン5ではBF4の(ちゃんとビークルの種類などに制限が入っているサーバーの場合では)人気マップだった「Zavod 311」を模したマップである「Reclaimed」が実装されました。

拠点の位置や建物の構造などは若干異なりますが、大まかな部分は以下のBF4のZavodと大体同じになっています。

BF4のZavodは中央拠点の激しい争奪戦や、ヘリやバギーなどで敵の背後の拠点を狙う裏取りが行われるマップだった印象があります。

そのため、今回実装されたReclaimedでも同じ様な体験が出来ると思い、実際に数試合程このマップで遊んでみました。

最初に感じたのは地面が無くなっている事です。

BF2042では稀に試合開始直後はオブジェクトなどが読み切れておらず、武器や兵士が透明になったり、テクスチャの見た目がおかしくなる不具合があるのですが、この地面が無くなっている不具合には初めて遭遇しました。

今回プレイした範囲では必ず試合開始直後はこの不具合が発生していましたので、恐らくまだ最適化不足なのだと思われます。

兵士が透明になったりテクスチャの見た目がおかしくなる不具合と同様に、試合開始から数分程経過するとマップの読み込みが終わって地面が出現しますので、時間は掛かりますがプレイできない程致命的な問題ではありません。

実際にプレイしてみるとマップがそれほど大きくなく、適度に遮蔽物がある為、敵との交戦が頻発しやすく、コンクエストでは裏取りが容易なので一旦敵に押し込まれても裏取りから反撃する事が出来るなど、そこそこ良いマップである様に思われました。

ただ、ブレイクスルーの場合は最終セクターのC1が防衛側にとって非常に有利な屋内拠点という事もあり、攻撃側が不利であるようにも感じられました。

また、遮蔽物は多いものの兵士の進行ルートは限られている事や、頭出しが可能な場所などもある為、戦闘では待ち側が少し有利である様にも感じますので、兎に角敵陣に突っ込んでいくプレイスタイルですとデスが増える事になるでしょう。

また、中央の建物に関しては2階に窓が存在するのでクリアリングする箇所が増えている点、中央2つの建物間の距離が広めなので移動時に撃たれやすい点、地下通路が存在しない点などがあり、BF4のZavodと比べて防衛側が有利である印象を受けます。

様々な意見があるとは思いますが、個人的には現状のReclaimedよりもBF4のZavodの構造の方が全体的に好きですね。

ただ、BF2042の初期マップの様な遮蔽物が無さ過ぎたり広すぎたりする酷いマップでは無く、多くのプレイヤーが普通に楽しめるマップだと思いました。

3つの新武器

BFP.50

BFP.50は高威力のハンドガンで、ある程度敵との距離が離れていても胴体2発、至近距離ならヘッドショット1発で敵を倒すことが出来ます。

サブに持てる武器の性能としてはかなり優秀な威力ですが、その分射撃時の反動も大きい為に連射した場合の命中率は低く、使用する際は1発1発を丁寧に敵に当てていく必要があり、使いこなすのは少し難しい武器です。

銃の精度自体はかなり高い為、連射する際にはしっかり反動による銃の跳ね上がりが終わった後に射撃する事で、少し距離の離れた敵に対してもキルを狙っていけます。

XCE Bar

XCE Barはボルトアクション式のスナイパーライフルです。

コッキングが速く、連射速度に優れており、胴体で60ダメージなのでヘッドショットが決まればワンパンで敵を倒すことができます。

高い連射速度は複数の敵の出現にも対応できますが、装弾数が通常マガジンだと5発、拡張マガジンでも8発と少なく、リロード速度も高くない点に注意が必要です。

また弾速はそれほど高くなく、遠距離の敵を狙うのは少し難しく感じました。

そのため、スナイパーライフルの中では中距離や近距離で戦う凸砂向けな性能になっていますが、至近距離でもヘッドショットをしなければワンパンで敵を倒せないので、使いこなすには相当高いエイム力が必要な玄人向けの武器という印象です。

GEW-46

GEW-46はAR枠の武器です。

初期装備である高威力マガジンは装弾数が20発、それ以外のマガジンでも最大で30発の物しか存在しない為、敵を一人倒せばもう弾切れの心配をしなければならず、リロードも特に速いというわけでもなく、継戦能力はやや劣る印象を受けました。

最大威力は28なので4発キルが可能ですが、この威力が維持されるのは標準仕様マガジンと亜音速マガジンではたったの10メートル、高威力マガジンですら20メートルとかなり短い為、敵が眼の前に居る状況でも無ければ殆どの場合で敵を5発か6発でキルする事になるでしょう。

これはお世辞にも優れた威力とは言えず、また敵を倒すのに多くの弾数が必要になるにも関わらず、初期状態から装備されている標準仕様マガジンの装弾数は20発ですぐに弾切れになってしまいますので、他のマガジンがアンロックされればすぐそちらを装備する事をオススメします。

またアイアンサイトも非常に視認性が悪い為、こちらも他のサイトがアンロックされたらそちらを使った方が良いでしょう。

連射速度は標準仕様マガジンで750、高威力マガジンと亜音速マガジンでは700と、特別速くはありませんが逆に遅いという事もなく、戦闘時に極端に不利になるような事はありません。

精度に関してはフルオート時には縦反動がキツくあまり良いとは言えませんが、射程距離に優れた高威力マガジンと縦反動を軽減するチャンピオン・マズルブレーキを装備し、しっかりとタップ撃ちをすれば弾速がそこそこ高い事もあって中距離でも頭出しの敵をヘッドショットで倒せる程度の性能は持っています。

しかし、10または20メートルまでしか維持されない最大威力、特に速くも無い連射速度、少ない装弾数など、良くも悪くも尖った部分の無い性能である為、他の強武器と対峙した際には性能差で撃ち負ける事もあり、使用する際には相手の得意なレンジで戦わず常に先手を取る立ち回りが求められる様に思います。

決して弱い武器ではありませんが、他の武器より特に優れた部分も無い平凡な武器という印象です。

4つの新ガジェット

Spring Grenade

新しく追加された対人グレネード。

地面に落ちた後にその場で垂直に跳ね上がってから爆発するという、少し変わった挙動をするグレネードですが、ダメージは通常のグレネードより低く、更に効果範囲も通常のグレネードとさほど変わらない為、現状はあまり持つ意味はないかなと思える性能となっています。

効果範囲がもっと広ければ通常のグレネードとは別の強みが出てくるので、今後のアップデートでの修正に期待です。

Anti-Tank Grenade

工兵のみ装備可能な対戦車グレネード。

ランチャーと併用すれば短時間で敵ビークルの耐久を大きく削る事が可能で、投擲物である事を活かして遮蔽物越しに投げて敵ビークルを攻撃する事も出来るなど、対ビークルが役目である工兵なら装備して損はない新ガジェットです。

使用時には独特のモーションが入る為、通常のグレネードなどと比べて投げるまでに掛かる時間が長く、敵ビークルの眼の前で投げようとしてもその前に反撃を受けて倒されてしまう事が多い為、できれば敵ビークルの死角や乱戦時などを狙って使用すると当てやすい様に思いました。

ランチャーの弾と同じく敵ビークルに直撃させれば即起爆しますが、対戦車グレネード自体の速度はだいぶ遅いので移動している敵ビークルに当てるにはその進行方向を先読みして投げる必要があります。

因みに通常のグレネードの様に対歩兵武器としても使うことは可能ですが、地面に落ちてから爆発するまでの時間が長い為、敵に当てるのは難しい様に感じました。

Mini Grenade

最大3つまで所持出来る小型グレネード。

通常のグレネードと比べて爆発範囲やダメージは低いものの、3つを連続で投げれるので使い方次第でより広い範囲を攻撃する事が出来ます。

また通常のグレネードよりも遠くに投げれる事を活かして、下からでは狙いにくい高台に居座る敵を追い払う事も可能です。

マップや使い方次第では通常のグレネードよりも効果的に敵を倒す事が可能で、今後の戦場で見かけることが多くなりそうな武器です。

RPG-7V2

RPG-7V2はシーズン5からAoWに追加された工兵専用のランチャー系ガジェットです。

弾速はそれなりにありますが、遠距離の敵に対しては発射後に弾が大きく落下する為当てるには少し慣れが必要です。

弾の所持数は2発で、弾薬箱で補充する事で最大3つまで携帯可能になります。

実際に使ってみた所、タンクを3発、攻撃ヘリを1発で破壊する高い威力を持ち、リロード時や取り出してから発射するまでの隙も少ないなど、弾速は向上したものの威力が若干心許ない無反動M5や発射する際にロックオンが必要なジャベリンと比べるとかなり使いやすくシンプルに強い印象を受けました。

味方が使用したトレーサーダーツへの誘導も可能である為、上手く連携が取れれば敵のビークルが頭を出せない様にする事も可能です。

また、敵歩兵に対しては直撃させれば一撃で倒せたり、敵が隠れている壁を破壊する事なども出来る為、対ビークルだけでなく対歩兵能力もそれなりにありますが、弾が2発しか無く爆風範囲が意外と狭く直撃しないとまず敵が倒せない事を考えると、歩兵に貴重な弾を使ってしまうのは少しもったいないかもです。

他のBF作品と比べて、今までBF2042のランチャーは所持弾数の少なさや弾速・威力といった性能の低さで対ビークルには不安が残る性能のものが多かったですが、このRPG-7V2の登場によって今後の歩兵の対ビークル性能は結構増加するのではないかなと思いますね。

しかし、過去のアップデート内容を見るに、BF2042では対ビークル性能が高い武器は弱体化される傾向にありますので、この性能が今後も続いてくれるかは少し不安な所ではあります。

バランス調整やシステムの変更など

ARカテゴリの精度劣化

シーズン5からはアサルトライフル全般で弾の拡散率が増加し、射撃の精度が下がりました。

開発が発表した理由では、シーズン4まではリワーク前のマップの広さと交戦距離に合わせてアサルトライフルの精度を高くしていましたが、マップのリワークが行われた事により交戦距離が以前よりも短くなったので、それに合わせてアサルトライフルの精度も低下させたとの事です。

個人的には、確かにシーズン4までの環境はアサルトライフルが強かったとは思いますが、支配的な強さを持っていたのは一部の武器だけだったので、アサルトライフル全体の精度を弱体化する今回のバランス調整は結構大味かなと感じますね。

過去作であるBF4もアサルトライフルの精度がそれほど良くなく、遠くの敵を射撃する際にはタップ撃ちが基本なゲームだったように記憶していますので、そちらを長く遊んでいたプレイヤーからするとこの仕様もすぐに慣れるかとは思いますが、そうではなく今までのアサルトライフルに慣れていたプレイヤーからすると慣れるまでに時間が掛かりそうです。

一部の過去作武器にアタッチメント追加

BF2042にはBF3やBFBC2などの過去作の武器を幾つか使えるのですが、以前まではこれらの過去作武器には過去作のアタッチメントしか装着できませんでした。

ですが、シーズン5からは一部の過去作武器に限った事ではありますがBF2042に登場する一部のアタッチメントを装着する事が可能になり、カスタマイズの幅が増加しました。

また、ダメージモデルも再調整されており、自分はまだその全ての詳細を把握出来ていませんが、以前までの過去作武器とは異なる使用感になりそうです。

地上ビークルの性能変更

シーズン5では幾つかの地上ビークルの性能に変更が加えられました。

戦車以外の殆どのビークルからは爆発効果を持つ一部の武器が削除され、その代わりにミニガンや対空砲などの武器が新たに実装されました。

特に以前の環境で猛威を振るっていたLATV4リコンは輸送用ビークルであるにも関わらず爆風を伴う射撃武器で前線を押し上げたり拠点を防衛するなど、大きく戦場に影響を与えるビークルであった為、いつか弱体化されるとは思っていましたが、まさか地上ビークル全体の再調整が来るとは思いませんでした。

調整が入ったLATV4リコンは20mm Flakという武装が追加され、これの対空性能が高い為にヘリや航空機にかなり良いダメージを与えられる様になったので、今後は対歩兵ではなく対空兵器としての役割になっていくのかなと思います。

スペシャリストのバランス調整

今回のアプデではスペシャリストへのバランス調整が入り、サンダンスとアイリッシュが弱体化された一方、ドーザーは強化されました。

内容としては、まずサンダンスはスキルとして使えた対ビークル用のアンチアーマーが削除されました。

スキルのグレネードが1種類だけになったサンダンス

アンチアーマーは投げると近くの敵ビークルや無線ビーコンなどの敵ガジェットを自動で検出し、それに向かって飛んでいくというホーミング性能が付いているグレネードなのですが、この挙動がビークル側からすると「接近してきたのがアンチアーマーなのかミサイルなのか分かりにくい」という理由で今回削除された様です。

アンチアーマーは元々それほど強いわけではありませんでしたが、ランチャーを装備できない突撃兵でありながら敵ビークルにダメージを与えられ、上空に投げれば敵が茂みなどに隠した無線ビーコンを見つけて破壊する事などが出来たこのスキルは割りと便利でしたので、今回の削除は少し残念ですね。

初期ではサンダンスはスキルのグレネードを同時に2つ所持可能で、スキャッター、アンチアーマー、EMPの3種類のグレネードを使えましたが、これまでと今回の調整で同時に所持出来るスキルのグレネードは1つのみでスキャッターしか使えなくなってしまいました。

センチネルが弱体化したアイリッシュ

以前まではアイリッシュのセンチネルは常に敵のグレネードやランチャーなどの攻撃を迎撃していましたが、今回のバランス調整により迎撃システムが有効になるのは最初にシステムが発動してから5秒間のみで、その後は7.5秒のクールタイムが発生する様になりました。

このセンチネルは歩兵の対ビークル手段であるランチャーを無効化する為、以前の環境ではこれを周囲に置いたタンクが高台から一方的に敵歩兵を攻撃できるという、アンバランスな事態が主にブレークスルーで発生していましたが、この度のバランス調整でそうした戦法に歩兵が対抗しやすくなりました。

また、以前の環境では通常のグレネードやゼインのXM370Aの様な壁の裏に居る敵を攻撃する手段もセンチネルで無効化出来ていた為、戦場が膠着状態に陥る事も多々ありましたが、センチネルが弱体化された事によって以前よりも遮蔽物の裏が安全な場所ではなくなり、戦場の動きがスムーズになった様に感じます。

正直このセンチネルについてはかなり前から不満の声が多く、特にブレークスルーではこれを用いた防衛側が強固になりすぎる弊害も招いていた様に思うので、もう少し早く弱体化した方が良かった様に思いますね。

使い勝手が改善されたドーザー

ドーザーは盾を構えた状態での動きが素早くなり、敵に接近するのが楽になりました。

とは言え、盾を構えていない状態と同じぐらいの速さで動ける様になった訳ではなく、今でも若干動作は重く感じますが、それでも殆ど使っている人を見かけなかった以前と比べれば戦場で存在感を出せる程度には強化されています。

またジップラインでの移動中でもシールドを構えられる様になり、味方を守りつつ先陣を切る動きも出来る様になりました。

盾で相手を殴ればワンパンなのは今でも変わっていない為、改善した機動力を活かせば狭い室内などでは敵の待ちを強引に破壊できたりして結構強いです。

まとめ

環境に変化を促す点で言えば今回のアプデはかなり成功している様に思われます。

特にセンチネルの弱体化によって以前までのセンチネルをビークルの付近に置いて一方的に歩兵を攻撃する戦法がやり辛くなり、ブレスルでは攻撃側が押し切れる時が増えました。

既に6月21日に一部の武器の弱体化アプデも予定されている様なので、またそちらの内容をゲーム内で確認できたら記事にしたいと思います。

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